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木造地蔵菩薩立像(もくぞうじぞうぼさつりゅうぞう) 〔樹敬寺〕
・種別:彫刻
・員数:1躯
・時代:鎌倉
・指定日:昭和62年(1987)3月27日
・所在地:新町(樹敬寺)
・所有者等:樹敬寺
・備考:像高83cm、寄木造、漆箔
左手を胸前に屈し、掌(たなごころ)を上にして宝珠(ほうじゅ)を戴き、右手は軽く垂下して錫杖(しゃくじょう)を執る通形の地蔵菩薩立像です。
薄く無理なく波打つ衣の彫法などに鎌倉時代の特徴がみてとれ、玉眼宛木(ぎょくがんあてぎ)の墨書記年銘「嘉元四年」と相違なく、県下でも数少ない基準作例として重視されています。また、後の調査で像内に仏師名と思われる墨書銘が確認されました。〔嘉元4年(1306)〕
なお、この像は樹敬寺が松ヶ島町にあった頃、松ヶ島の踊橋脇の地蔵堂にあったという伝承をもち、踊橋地蔵とも呼ばれています。