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嬉野管内 80-157 木造十一面観音立像 (もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)
市指定有形文化財
1躯/平安時代/嬉野薬王寺町 善福寺/像高37.7cm 一木造/平成14年3月7日
薄くあらわされた胸部、それに比して豊かに張り出した腹部は、12世紀の特色をよく示し、また、やや頭部を後方に引き、顎を前方に出すような造形は平安時代後期によく見られ、小像ながらこの時期の作例として見逃せない。 本像は、かつて薬王寺地内に所在した青蓮寺の本尊と伝えられる。