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木造十一面観音立像(善福寺)

ページID:0111947 更新日:2020年1月7日更新 印刷ページ表示

嬉野管内
80-157
木造十一面観音立像
(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)

市指定有形文化財

概要

1躯/平安時代/嬉野薬王寺町 善福寺/像高37.7cm 一木造/平成14年3月7日

 薄くあらわされた胸部、それに比して豊かに張り出した腹部は、12世紀の特色をよく示し、また、やや頭部を後方に引き、顎を前方に出すような造形は平安時代後期によく見られ、小像ながらこの時期の作例として見逃せない。
 本像は、かつて薬王寺地内に所在した青蓮寺の本尊と伝えられる。

木造十一面観音立像(善福寺)