本文
65-125
刀 銘 荘司筑前大掾藤直胤(花押)弘化四年八月吉日応竹川緑磨需作之(刻印) 附 革巻半太刀拵
(かたな めい しょうじちくぜんだいじょうふじなおたね)
65-126
薙刀 銘 大慶直胤(花押)文化七年重陽日依竹川政信需作之 茎に三ヶ月刻印がある 附 黒漆塗鞘
(なぎなた めい たいけいなおたね)
65-127
脇差 銘 七十八翁藤直胤(花押)安政二年十一月日応竹川緑磨需作之 附 黒漆変り塗拵
(わきざし めい しちじゅうはちおうふじなおたね
県指定有形文化財
いずれも江戸下谷御徒町(したやおかちまち)の刀工大慶直胤の作品。直胤は水心子正秀門下の江戸時代後期を代表する刀匠の一人である。
長さ70cm。弘化4年(1847)、竹川竹斎の注文打ちである。
長さ38.8cm。文化7年(1810)、竹川竹斎の父政信の注文打ちである。
長さ31.5cm。安政2年(1855)、竹川竹斎の注文打ちである。