本文
県指定文化財
近世初期上方子供絵本(きんせいしょきかみがたこどもえほん) 附 実用書2冊 瓦版1枚 紙袋2点 反古紙一括189枚 絵巻写1巻
・種別:典籍
・員数:10冊、附195点
・時代:江戸
・指定日:平成3年(1991)3月26日
・所在地:射和町(大日堂)
・所有者等:射和町自治会
延宝6年(1678)、射和の商人「帯屋次郎吉」が「長九郎」という名の子を亡くし、その子の追善のために、長九郎の身の回りの絵本や手習いの反古紙(ほごし)類を紙袋に入れて大日堂地蔵菩薩坐像の胎内に納入したものが、そのまま現在に伝来しました。なかでも子供絵本10冊は「天狗そろへ」「どうけゑつくし」「軍舞」「牛若千人切はし弁慶」「源よしつね高名そろへ」「弁慶誕生記」「おぐり判官てるて物語」等と題簽(だいせん)があり、寛文期から延宝期に京都で出版された小本(タテ12cm余、ヨコ9cm余)で、現存するこの種のものでは日本最古の上方絵本といわれています。
