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銅鐘 天命図書安次作

ページID:0109729 更新日:2020年5月15日更新 印刷ページ表示

本庁管内 西部地区
30-69
銅鐘 天命図書安次作
(どうしょう てんみょうずしょやすつぐさく)

市指定有形文化財

概要

1口/慶安元年(1648)/伊勢寺町 横滝寺/総高101cm、口径85cm、銅造/昭和37年3月8日

 上蛸路町の鋳物師天命図書安次作の梵鐘としては、現存する中では最古のものであり、銘により慶安元年の製作である。天命氏は常陸国の出身といわれ、室町時代には茶釜等の鋳造を盛んに行い、今でも「天命釜」は茶人の間では幻の名品とさえいわれている。
 横滝寺は浄土宗に属し、伊勢寺町龍泉寺の末寺。境内に湧き出る霊泉は、眼病に効くといわれ、眼の仏様として知られている。

銅鐘 天命図書安次作