11-43銅鐘 辻越後守重種作(どうしょう つじえちごのかみしげたねさく)市指定有形文化財
津市釜屋町の鋳物師(いもじ)辻越後守重種の代表作ともいうべきもので、鐘形は従来のものとあまり変化は見られないものの、龍頭(りゅうず)や撞座(つきざ)に独創的な工夫が凝らされている。銘により寛永16年の作である。辻氏は近世の伊勢国を代表する鋳物師であり、藤堂家の釜師として、たびたび将軍家献上の釜を作った名家でもあった。
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