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松阪市では、契約手続きにおける事業者の方の利便性向上と業務効率化を図ることを目的として、令和7年4月から電子契約サービスの本格運用を開始します。
※物品調達の一部案件について、令和6年10月から先行して試行運用を実施しています
従来の「紙の契約書に押印」することで契約の成立を担保することに代え、改ざんが不可能、あるいは検知できる形での電子署名(本人確認証明)を付与した「契約書の電子データ」の作成をもって法的に有効な契約書として成立させるものです。
電子署名は契約締結権限を持つメールアドレスで行います。電子署名に特別な機器は必要なく、お手持ちのパソコン、スマートフォンから操作できます。
電子契約にて締結した電子契約書は、印紙税法第2条の規定により課税対象となる「文書」に該当しないため、印紙税の納付が不要です。
電子契約を利用する場合、契約締結までの一連の手続きは基本的にメールにて行うため、次のメリットがあります。
・市役所へお越しいただく又は郵送に係るコスト不要
・時間や場所を選ばず署名することが可能となり契約手続きがスピードアップ
※書面での提出が必要な一部書類については受注者さまより持参又は郵送いただく必要がございます
工事等、物品等ともに、令和7年4月以降に発注公告する条件付き一般競争入札及び指名競争入札案件の内、下記を除くもの
【電子契約対象外となる案件】
・法律により書面化が必須の義務とされているもの(公正証書による契約締結)
・契約期間が電子署名の有効性を保証する10年を超えるもの
・松阪市が電子契約による契約締結が適当ではでないと判断したもの(特殊契約 など)
入札参加申請時に、申請書下段の電子契約利用確認欄の「希望する」にチェックを入れ、必要事項(メールアドレス等)を記入してください。
【注意】発注案件ごとに電子契約利用の有無を確認します
【工事等見本】一般競争入札参加資格確認申請書(電子入札案件) [Excelファイル/23KB]
【物品等見本】一般競争入札参加資格確認申請書(電子入札案件) [Excelファイル/22KB]
申請時に記入いただいたメールアドレス宛に契約締結にかかる確認事項のご案内をお送りします。
内容をご確認の上、修正の有無等をご回答ください。
【主な確認事項】
・契約書案(発注内容によっては別添書類を作成いただく場合があります)
・締結期日までに用意いただく書類等(納税証明、履行保証保険証書など)
(1)契約書内容が確定した段階で、電子契約サービス(クラウドサイン)から署名依頼メールが届きます。
(2)メール本文「書類を確認する」ボタンから契約書データを確認します。
(3)契約書データを確認し、問題なければ「同意して確認完了」ボタンを押すと電子署名が完了します。
※書類によっては、郵送又は市役所へ直接持参いただくものもございますので予めご了承ください。
電子契約サービスにおける機能・操作方法に関する質問については、以下のヘルプセンターを確認するか、チャットサポートにてお問い合わせください。
契約監理課 契約係(0598-53-4348)
契約監理課 調達係(0598-53-4012)