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令和3年度松阪市児童生徒科学作品バーチャル展示室 ~特選A受賞作品の紹介~
科学作品展の概要
趣旨
近年、児童生徒の「科学技術離れ」、「理科離れ」が指摘されている状況において、自ら課題を見つけ、自ら追究する力を育成するため、科学技術・理科教育への興味・関心を高めることは必要です。
このことから、児童生徒の理科分野に関する自由作品展を開催し、児童生徒の「科学・理科」への意欲・関心を高め、理科教育の一層の振興をめざすとともに、地域・保護者の教育活動への理解と関心を高めることをねらいとしています。
作品の展示及び審査について
三重県において、「緊急事態措置」が適用されたことから、感染拡大防止対策の徹底を図る必要があるため、作品の展示会は中止としました。
しかし、児童生徒の「科学・理科」への意欲・関心を大切にする観点から、作品の審査及び表彰については、感染症対策に留意し、一部内容を変更して実施しました。
応募数
小学校 251点 中学校18点
(特選A 11点 特選 59点 入選 127点 佳作 72点)
特選Aの作品紹介
第五小学校1年 伊藤 詩乃 さん「きれいなかいがらは、どこ?」
きれいな貝がらを拾いたいと思い、どこにあるのか調べました。南伊勢・志摩の海岸で拾って図鑑や本で調べ、まとめました。調べてみると、海岸によって拾える貝がらの数や種類がちがい、とくに南伊勢には、たから貝のようなきれいな貝がたくさんありました。貝がらを拾い気づけたこともたくさんありました。
漕代小学校1年 諏訪 孝直さん「ぼくがとったなつのむし」
こんちゅうがだいすきなので、つかまえたむしで体のつくりを調べたり、ひょうほんを作ったりしました。本をつかって調べて観察したので、すごくくわしくなりました。うれしかったです。
米ノ庄小学校2年 宮崎 遥士さん「部屋の空気の入れ替え」(※「崎」は正しくは「大」の部分が「立」です。)
コロナ禍になり、換気といういう言葉をよく聞くようになり、どのように空気が換気され、効率よく行うにはどうすればよいか、視覚的に捉えられるよう実験を考えた。
第一小学校3年 服部 紀恵さん「ヤモリの体を見てみよう」
私はヤモリを飼っていて、指の動きや体や行動についてふしぎなところがあったので、ヤモリの研究をしてみました。
豊田小学校3年 前田 悦琉和さん「わたしが育てた国さんやさい」
日本は食りょう自きゅうりつがひくいのに食品ロスが多い。しかし、世界では食べ物がない国もある。そこでわたしは食りょう自きゅうりつを上げて、食べられない人に食べ物がわたるように自分で国さんやさいを育ててみた。
第一小学校4年 服部 剛琉さん 服部 輝琉さん「ぼくたちの家は二酸化炭素のタンクだ」
木の家を建てると、空気中の二酸化炭素がへると聞き、調べることにしました。見たり、聞いたり、調べたり、実験したり、計算したりしました。その結果、木や家はたくさんの二酸化炭素をためておけることが分かりました。しかし、日本人はたくさんの二酸化炭素を出しているということも知りました。なるべく二酸化炭素を出さない生活をして、木を育てて使うことが大切だと思いました。
花岡小学校4年 恩田 陽向さん「見えない『きん』を見てみよう」
コロナ禍で手洗いや消毒、マスクの習慣が身につきました。そこで、正しく予防できているのか、実際に細菌を培養して確認してみました。
第四小学校 5年 中村 一真さん「ぼくのピカピカ宝石さがし」
宝石のとり方と場所のちがいを調べました。
中川小学校 5年 今西 悠真さん「いん石回ひゲーム」
流れてくるいん石をうまくよけていくゲームを作りました。ランプが光ったらゲームオーバーです。
第三小学校 6年 井本 葵さん「石と貝を磨くと宝石みたいになるの?」
いつも宝石がほしいと思っていたので、石と貝を磨いてきれいにしてみようと思いました。色がとてもきれいだったので楽しかったです。
花岡小学校 6年 恩田 旭さん「コロナウイルスまんえんで身のまわりのきんはどうなった?」
3年前から身の周りの菌について調べてきました。コロナ禍で、消毒等の衛生習慣が身に付き、その効果や抗菌、またコロナ前との菌の出方を比べました。
各学年の作品の講評
1年生[PDFファイル/485KB] 2年生[PDFファイル/574KB]
3年生[PDFファイル/568KB] 4年生[PDFファイル/565KB]
5年生[PDFファイル/533KB] 6年生[PDFファイル/529KB]