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友好都市提携を結ぶまで
友好都市提携を結ぶまで
無錫市濱湖区と松阪市の交流は、1998年の松阪市からの企業進出に始まり、その後、小学校間でインターネットテレビ電話などを使っての交流や、障がい者団体の相互訪問や絵画などの作品の交換などの交流が積み上げられてきました。
一方、松阪市を取り巻く環境も、外国人住民の方々の増加や長期定住化が進み、また、中部国際空港「セントレア」の開港や海上アクセス「ベルライン」が就航するなど、松阪市も海外との交流の機会が増加し、地域の国際化が進んできました。
松阪市では、まちづくりの指針として策定しております「松阪市総合計画」におきまして、「共生と交流を深めるまちづくり」を市政の柱の一つとしており、海外との交流による新しい息吹(いぶき)を吹き込むことによって、松阪地域の活性化に結び付けていきたいと考えています。
このような状況の中で、松阪市では本格的に国際交流を進めていくにあたり、交流のあり方やどこの都市と友好都市提携を結んでいくのかなどについて、学識経験者や関係団体、市民の代表の方などで構成される「松阪市国際交流推進会議」を立ち上げ、いろいろな角度から検討していただきました。
その結果、歴史・文化・産業などあらゆる面において密接な関係にある中国の都市と友好都市提携を結ぶこととし、比較的短時間で容易に交流ができ、また、民間ベースでの交流の実績のある無錫市濱湖区を友好都市としてふさわしい都市として選定していただきました。
(松阪市国際交流推進会議)