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令和5年度 部局長の「実行宣言」
令和5年度 部局長の「実行宣言」を公表します。
市長あいさつ
このたびは、『令和5年度 部局長の「実行宣言」』をご覧いただき、ありがとうございます。
令和4年度は、長期にわたるコロナ禍に対し適時・適切な対策を講じながら、市民の利便性の向上を図る様々な手続のオンライン化やGIS(地理情報システム)の公開などのDX(※1)の推進、2050年のカーボンニュートラル(※2)の実現に向けた実行計画の策定など、急激な社会の変化に対応し、地域の独自性を持ってチャレンジした1年でありました。
今回公表する『令和5年度 部局長の「実行宣言」』は、令和4年度の実行宣言及び事務・事業の評価や、令和5年度の実行宣言及び重点取組などを示しています。事務・事業の評価については、当初予算だけではなく、補正予算により実施した事業も対象としています。評価の結果、改善すべきものは、今年度の取組や「実施計画」に生かしてまいります。
令和5年度は、コロナ禍を乗り越え、これまで進めてきたものを更に進化させる「ポストコロナ元年」となります。深刻化する人口減少や超高齢社会への対応に加え、新型コロナウイルス感染症により、大きく変わった社会や価値観の中で、出産・子育てが安心してできる環境整備等を行う「子育て支援」、やさしい(優しい・易しい)DXや地域との協働、公民連携による「新しい公の形」の実現、交流人口の増加や雇用創出による「地域活性化」、2050年の脱炭素社会の実現のための「カーボンニュートラルの取組」などの視点から、多様化する課題に柔軟にかつスピード感を持って取り組んでいきます。
この激動の時代を乗り越えるために、PDCAサイクル(※3)による改善を繰り返し、引き続き、「誰のため、何のため」の視点をもって市民のみなさまに「ここに住んで良かった」と実感していただける松阪市をめざしてまいります。
※1.DX(デジタルトランスフォーメーション)…デジタル技術を活用し、人々の生活をより良いものに変革すること
※2.カーボンニュートラル…温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
※3.PDCAサイクル…「Plan(計画)」→「Do(実施)」→「Check(評価)」→「Action(改善)」という循環を繰り返すことで、品質や精度を向上させる進捗管理法
部局長の「実行宣言」とは
『部局長の「実行宣言」』は、部局長及び理事が、年度期首に前年度実績を「評価」した上で、今年度の「目標」を設定する取組です。
1.『部局長の「実行宣言」』の実施目的
(1)「評価」に基づく「見直し」の促進
各部局の前年度実績を「評価」し、改善点を明らかにすることで、事務・事業の実施手法等の「見直し」につなげ、効率的・効果的な市政運営をめざします。
(2)目標管理型の部局運営の推進
「実行宣言(部局目標)」や各施策、事務・事業の「目標」を「見える化」することで、部局職員の目標管理意識を高め、施策や事務・事業を計画的に推進する組織をめざします。
※市政PDCAサイクルについて
市政運営全体の視点で見ると、PDCAサイクルにおける「計画(Plan)」は「予算編成」であり、『部局長の「実行宣言」』は「評価(Check)」にあたります。
松阪市では、総合計画に掲げる政策を効率的・効果的に達成していくために、『部局長の「実行宣言」』における施策や事務・事業の評価を、次年度の「予算編成」に活用できるよう、下図のPDCAサイクルに取り組んでいます。
2.部局長の「実行宣言」の構成
『部局長の「実行宣言」』は次の3つの章で構成しています。
- 第1章 各部局の令和5年度 「実行宣言」
部局長及び理事による、令和5年度の「実行宣言」を記載しています。 - 第2章 各施策の「評価」と「実行宣言」
『松阪市総合計画』の政策・施策体系別に、各部局長および理事による令和4年度の「評価」と令和5年度の「実行宣言」、『松阪市総合計画』に掲げる施策の進捗状況を記載しています。 - 第3章 各所属の「評価」と「重点取組」
各所属の令和4年度の取組の「評価」と令和5年度の重点取組、また各所属が所管する事務・事業の令和4年度の評価等を記載しています。