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新築家屋調査
新しく家を建てられた方へ
家屋調査
法務局(登記所)からの通知や建築確認申請、現地確認などにより家屋の新築または増改築を把握した場合、固定資産税・都市計画税の課税の基礎となる家屋の評価額を決定するための調査を行います。評価額は、国で定めた固定資産評価基準に基づいて算出します。適正な評価額を算出するために必要な調査ですので、ご協力をお願いします。
調査の流れ
以下は、「木造 2階建て 居宅」を例に基本的な調査の流れについて記載しております。軽量鉄骨造や1階建ての居宅も基本的には下記のとおりです。
- 調査対象の家屋の所有者に対し、調査依頼を行います。
依頼の際のお手紙には市が指定した日時が記載されておりますが、ご都合の悪い場合は変更可能です。 - 指定した日時に担当職員が伺います。
基本的には2名で伺いますが、家屋の面積が大きい場合や構造が複雑な場合などは3名以上で伺う場合もございます。 - おうちの中に上がらせて頂き、調査の説明と図面の確認を行います。
調査内容は、各部屋の間取り、屋根、外壁、床、内壁、天井の仕上げの確認(例:床はフローリングで・・・、壁はビニールクロスで・・・)に加え、設備状況等を確認しております。 - 1階と2階に職員が分かれて、各部屋の確認を行います。
おうちの内部の調査が終わり次第、所有者の方に税金や必要書類の説明を行います。 - 家屋調査済シールを貼り、調査終了となります。
家の外の雨どいのパイプの下部に貼らせて頂くことが多いです。
Q&A
Q1 調査の際は、家主全員いないといけないですか?
お一人立ち会って頂ければ結構です。
Q2 調査中は、家のことをしていても良いですか?
家のことをして頂いて結構です。調査の中で、収納や脱衣所なども確認いたしますので、気になる方は立ち会って頂くことも可能です。調査が終わりましたら職員からお声がけさせて頂きます。
Q3 どの図面が必要か分かりません。
主に確認させて頂いている図面は、以下の3種類です。
- 平面図(各部屋の間取りや寸法等が記載)
- 立面図(屋根の勾配や軒出の長さ等が記載)
- 仕上表(床:フローリング、内壁:ビニールクロス・・・等が記載)
※デザインはハウスメーカーごとに異なります。
※仕上表については、平面図に各部屋の仕上げが記載されており、ハウスメーカーによっては無い場合もあります。
※他にも建具表(窓やドアの大きさが記載)、衛生設備図(トイレや洗面化粧台について記載)、矩計図(かなばかりず)、断面図、電気設備図、空調設備図なども確認させて頂くことがございますが、基本的には平面図、立面図、仕上表があると調査をスムーズに行うことができます。
Q4 仕事などの都合がつかず、調査に立ち会うことができません
おうちの中に上がらせて頂く調査以外に図面借用による調査にも対応しております。図面に記載のない事項については、聞き取りなどをさせて頂くことになります。ご希望の場合はご相談ください。