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松阪市では、「松阪市新最終処分場施設整備事業に係る環境影響評価」について、作成した方法書に基づき現況調査を行っています。
現況調査結果の概要を公表します。
(※調査の手法については、環境影響評価方法書のページをご確認下さい。)
環境要素 | 調査地点 | 結果 | |||
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大気質 |
一般環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 微小粒子状物質 |
対象事業実施区域周辺 (1地点) |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | |
粉じん等 (降下ばいじん) |
沿道環境大気質の粉じん(後述)と同程度でした。 | ||||
沿道環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 |
工事車両走行ルート沿道 (3地点) |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||
粉じん等 (降下ばいじん) |
一部の地点でやや高い値が見られましたが、どの地点もほぼ同程度でした。 | ||||
地下水 | 地下水位 | 流向・流速 |
対象事業実施区域周辺の観測井戸 (4地点) |
おおむね北~西方向に流れている傾向が確認できました。 | |
地下水質 | すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||||
土壌 | 環境基準項目、ダイオキシン類 |
対象事業実施区域内の 改変区域 (2地点) |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||
陸生動物 | 哺乳類、鳥類、昆虫類 |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※2)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 哺乳類:確認なし 鳥類:ヨシゴイ、ヒクイナ、オオタカなど7種 昆虫類:ミドロミズアブ |
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陸生植物 | 植物、キノコ類 |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※2)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 植物:マツバラン、キンラン、オケラなど9種 キノコ類:確認なし |
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水生生物 | 淡水魚類、付着藻類 |
新最終処分場からの処理水が放流される真盛川 (3地点) 対象事業実施区域南東側の水路 (1地点) |
レッドリスト(※2)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 淡水魚類:ドジョウ、ホトケドジョウ、ミナミメダカ 付着藻類:現在同定中 |
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人と自然との触れ合いの活動の場 | 種類、位置及び規模、利用状況等 |
対象事業実施区域周辺 (松阪市総合運動公園、上川町遊歩道公園、高田大池) |
スポーツ、散策、レジャー等での利用が確認されました。 |
その他、大気質の地上気象、地下水位について年間観測を行っています。
(※1)環境基準値:環境基本法により定められた、大気質、騒音、水質、土壌について、維持されることが望ましい基準
(※2)レッドリスト:環境省や三重県により定められた、絶滅のおそれがある生物種のリスト
環境要素 | 調査地点 | 結果 | |||
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大気質 | 地上気象 |
風向、風速、 気温、湿度等 |
対象事業実施区域周辺 (1地点) |
8月までの結果では、南方向の風が多く確認されました。 | |
一般環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 微小粒子状物質 |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | |||
粉じん等 (降下ばいじん) |
沿道環境大気質の粉じん(後述)と同程度でした。 | ||||
沿道環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 |
工事車両走行ルート沿道 (3地点) |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||
粉じん等 (降下ばいじん) |
どの地点もほぼ同程度であり、特に高い結果ではありませんでした。 | ||||
悪臭 |
特定悪臭物質、臭気指数 |
対象事業実施区域周辺 (2地点) |
すべての項目が規制基準値(※2)を満足していました。 | ||
水質 | 水質 | 生活環境項目 |
対象事業実施区域 周辺河川 (2地点) |
ダイオキシン類が環境基準を超過していましたが、除草剤等の散布による季節的な影響と考えられます。 | |
健康項目、 ダイオキシン類 |
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流量 | |||||
濁水 |
浮遊物質量、 濁度、河川流量 |
降水の段階(降り始め、ピーク時、降り終わり)によって河川の浮遊物質量に変化があることが確認できました。 | |||
土壌 | 土壌沈降試験 |
対象事業実施区域内の 改変区域 (2地点) |
雨が降った際の土壌の流出傾向が確認できました。 |
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地下水 | 地下水位 |
水文状況、 井戸状況 |
対象事業実施区域 周辺約500m |
8か所の井戸が存在していました。 | |
地下水位 流向・流速 |
対象事業実施区域周辺の観測井戸 (4地点) |
地下水位は、夏までの結果ではほぼ一定でした。 地下水の流速はゆるやかで、流向は季節により異なっていました。 |
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地下水質 | すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||||
陸生動物 | 哺乳類、鳥類、昆虫類 |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※3)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 哺乳類:確認なし 鳥類:ヨシゴイ、キビタキ、オオタカなど7種 両生類・爬虫類:トノサマガエル、ニホンイシガメ 昆虫類・クモ類・陸産貝類:コオイムシ、トゲアリ、コガネグモなど11種 |
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陸生植物 | 植物 |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※3)に記載されている種として、コガマ、ヤナギイノコズチ、キキョウなど7種を確認しました。 |
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水生生物 | 淡水魚類、底生動物、付着藻類 |
新最終処分場からの処理水が放流される真盛川 (3地点) 対象事業実施区域南東側の水路 (1地点) |
レッドリスト(※3)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 淡水魚類:ドジョウ、ホトケドジョウ、ミナミメダカ 底生動物、付着藻類:現在同定中 |
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人と自然との触れ合いの活動の場 | 種類、位置及び規模、利用状況等 |
対象事業実施区域周辺 (松阪市総合運動公園、上川町遊歩道公園、高田大池) |
スポーツ、散策、レジャー等での利用が確認されました。 | ||
景観 | 主要な眺望点の状況 |
対象事業実施区域周辺 (松阪市総合運動公園、上川町遊歩道公園、高田大池、対象事業実施区域南側) |
対象事業実施区域方向の眺望を確認するため、写真を撮影しました。 |
その他、大気質の地上気象、地下水位について年間観測を行っています。
(※1)環境基準値:環境基本法により定められた、大気質、水質について維持されることが望ましい基準
(※2)規制基準値:悪臭防止法により定められた、悪臭について維持されることが求められる基準
(※3)レッドリスト:環境省や三重県により定められた、絶滅のおそれがある生物種のリスト
環境要素 | 調査地点 | 結果 | |||
---|---|---|---|---|---|
大気質 | 地上気象 |
風向、風速、 気温、湿度等 |
対象事業実施区域周辺 (1地点) |
11月までの結果では、南方向の風が多く確認されました。 | |
一般環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 微小粒子状物質 |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | |||
粉じん等 (降下ばいじん) |
沿道環境大気質の粉じん(後述)と同程度でした。 | ||||
沿道環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 |
工事車両走行ルート沿道 (3地点) |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||
粉じん等 (降下ばいじん) |
どの地点もほぼ同程度であり、特に高い結果ではありませんでした。 | ||||
水質 | 水質 | 生活環境項目 |
対象事業実施区域 周辺河川 (2地点)
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すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | |
健康項目、 ダイオキシン類 |
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流量 | |||||
浮遊物質量、 濁度、河川流量 |
降水の段階(降り始め、ピーク時、降り終わり)によって河川の浮遊物質量に変化があることが確認できました。 | ||||
地下水 | 地下水位 |
地下水位 流向・流速 |
対象事業実施区域周辺の観測井戸 (4地点) |
対象事業実施区域周辺の地下水のおおよその流向を確認できました。 |
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地下水質 | すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||||
陸生動物 | 哺乳類、鳥類、昆虫類 |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※2)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 哺乳類:確認なし 鳥類:ミサゴ、オオタカ 両生類・爬虫類:トノサマガエル、ニホンイシガメ 昆虫類・クモ類・陸産貝類:アキアカネ、コガネグモなど7種 |
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陸生植物 | 植物、蘚苔類、キノコ類 |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※2)に記載されている種として、マツカサススキ、ミズマツバ、イチョウウキゴケなど10種を確認しました。 |
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水生生物 | 淡水魚類、底生動物、付着藻類 |
新最終処分場からの処理水が放流される真盛川 (3地点) 対象事業実施区域南東側の水路 (1地点) |
レッドリスト(※2)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 淡水魚類:ドジョウ、ホトケドジョウ、ミナミメダカ 底生動物:キイロサナエ 付着藻類:確認なし |
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人と自然との触れ合いの活動の場 | 種類、位置及び規模、利用状況等 |
対象事業実施区域周辺 (松阪市総合運動公園、上川町遊歩道公園、高田大池) |
スポーツ、散策、レジャー等での利用が確認されました。 |
その他、大気質の地上気象、地下水位について年間観測を行っています。
(※1)環境基準値:環境基本法により定められた、大気質、水質について維持されることが望ましい基準
(※2)レッドリスト:環境省や三重県により定められた、絶滅のおそれがある生物種のリスト
環境要素 | 調査地点 | 結果 | |||
---|---|---|---|---|---|
大気質 | 地上気象 |
風向、風速、 気温、湿度等 |
対象事業実施区域周辺 (1地点) |
12~2月までの結果では、北西方向の風が多く確認されました。 | |
一般環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 微小粒子状物質 |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | |||
粉じん等 (降下ばいじん) |
沿道環境大気質の粉じん(後述)と同程度でした。 | ||||
沿道環境 大気質 |
窒素酸化物 浮遊粒子状物質 |
工事車両走行ルート沿道 (3地点) |
すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||
粉じん等 (降下ばいじん) |
どの地点もほぼ同程度であり、特に高い結果ではありませんでした。 | ||||
騒音・ 振動 |
一般環境騒音 | 騒音レベル |
対象事業実施区域 敷地境界(2地点) |
すべての地点及び時間帯で環境基準値(※1)を満足していました。 | |
道路交通騒音 | 騒音レベル |
工事車両走行ルート沿道 (3地点) |
すべての地点及び時間帯で環境基準値(※1)を満足していました。 | ||
交通量 | 24時間交通量は1,364~1,731台でした。 | ||||
一般環境振動 | 振動レベル |
対象事業実施区域 敷地境界(2地点) |
すべての地点及び時間帯で人が感じる振動レベル(おおよそ55db)を下回っていました。 | ||
道路交通振動 | 振動レベル |
工事車両走行ルート沿道 (3地点) |
すべての地点及び時間帯で要請限度(※2)を満足していました。 | ||
地盤卓越振動数 | すべての地点で軟弱地盤には該当しませんでした。 | ||||
水質 | 水質 | 生活環境項目 |
対象事業実施区域 周辺河川 (2地点)
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すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | |
健康項目、 ダイオキシン類 |
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流量 | |||||
地下水位 流向・流速 |
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地下水 | 地下水位 |
対象事業実施区域周辺の観測井戸 (4地点) |
対象事業実施区域周辺の地下水のおおよその流向を確認できました。 |
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地下水質 | すべての項目が環境基準値(※1)を満足していました。 | ||||
陸生動物 | 哺乳類、鳥類(猛禽類) |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※3)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 哺乳類:確認なし 鳥類:クイナ、ヒクイナ、ケリ、ハイタカ、ミサゴ、オオタカ、ハイイロチュウヒ |
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陸生植物 | 地衣類、蘚苔類 |
対象事業実施区域及び その周辺200m |
レッドリスト(※3)に記載されている種として、イチョウウキゴケの1種を確認しました。 |
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水生生物 | 淡水魚類、底生動物、付着藻類 |
新最終処分場からの処理水が放流される真盛川 (3地点) 対象事業実施区域南東側の水路 (1地点) |
レッドリスト(※3)に記載されている種として、以下の種を確認しました。 淡水魚類:ドジョウ、ホトケドジョウ、ミナミメダカ 底生動物:キイロサナエ 付着藻類:確認なし |
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景観 | 主要な眺望点の状況 |
対象事業実施区域周辺 (松阪市総合運動公園、上川町遊歩道公園、高田大池、対象事業実施区域南側) |
対象事業実施区域方向の眺望を確認するため、写真を撮影しました。 |
(※1)環境基準値:環境基本法により定められた、大気質、水質について維持されることが望ましい基準
(※2)要請限度:振動規制法により定められた、振動防止のための道路の修繕等の措置を要請する際の限度値
(※3)レッドリスト:環境省や三重県により定められた、絶滅のおそれがある生物種のリスト