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情報システムの運用、維持には継続的な経費を伴うことから、適正かつ効率的な投資により最大の効果を発揮する情報システムの導入が求められています。また、情報システムの調達は専門的かつ技術的であることや、事務手続きが煩雑であることから委託業者等へ依存してしまう等の課題が潜在しています。そこで、情報システムの契約に係る齟齬を未然に防ぎ、適正な情報システムの調達及び運用が行えるよう、調達業務の基本方針や事務手順を可視化したガイドラインを策定すべく、優れた創造力、技術力、経験等をもつ事業者を公募型プロポーザル方式により募集しました。
実施要領に基づき、2社の参加を受け付け、平成28年7月25日に参加業者によるプレゼンテーション及びヒアリングを実施し、審査委員会により提案内容評価を行うとともに、同日に価格評価を実施し、下記の審査結果のとおり最優秀提案者を決定しました。
所在地 三重県四日市市鵜の森一丁目3番20号 萩ビル
会社名 有限責任監査法人トーマツ 三重事務所
総得点数 87点/配点100点
見積金額 3,132,000円(税込)
松阪市情報システム調達ガイドライン策定業務プロポーザル審査委員会を設置し、参加事業者から提出された書類をもとにプレゼンテーション及びヒアリングを行い、提案内容評価及び価格評価を実施しました。
1.1 同等案件実績等(10点)
2.1 目的と取り組み方針(5点)
2.2 基本方針の作成(10点)
2.3ガイドラインの策定(20点)
2.4 運用指針の作成(20点)
3.1 組織体制(10点)
3.2 全体スケジュール(5点)
価格評価点 =(参加事業者数-提案見積額順位+1)/参加事業者数 × 20
下記「ダウンロードファイル」からご覧ください。
提案評価は、2社とも地方自治体における業務実績や担当者の業務経歴が豊富であり、いずれも本市の求める情報システム調達ガイドラインの策定に十分な知識、意欲があると判断できる内容でした。成果物を完成へ導くためのプロセスの完成度の高さ、情報企画課による試行運用及び中長期的な運用に向けたサポート体制、予算精査に関する追加提案等において僅かながら第2位事業者と点数差が生じたものと考えられます。
価格評価は、20点(満点20点)で第1位であり、第2位事業者の提示金額との価格差は961,200円であることから、価格における十分な企業努力が伺えたとともに、価格における競争性についても十分に担保されたと考えられます。
以上の結果から、提案内容評価(1位)、価格評価(1位)のいずれにおいても高い評価を得た有限責任監査法人トーマツを最優秀提案者として、契約候補者とします。