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令和7年度重層的支援体制整備事業実施計画
令和7年度重層的支援体制整備事業実施計画です。
地域の絆と支援の輪で
いきいきと自分らしく暮らせるまち松阪
少子高齢・人口減少、地域社会の脆弱化等、社会構造が変化する中、地域住民が抱える課題が複雑化・複合化しており、子ども・障がい・高齢・生活困窮といった分野別の支援体制では、複雑・複合的な課題や狭間のニーズへの対応が困難になっている現状があります。そこで、制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人々が様々な生活課題を抱えながらも住み慣れた地域で自分らしく暮らしていけるよう、地域住民等が支え合い、一人一人の暮らしと生きがい、地域をともに創っていくことのできる「地域共生社会」を実現するため、令和2年6月の社会福祉法(以下「法」という)改正により、令和3年4月1日に重層的支援体制整備事業が創設されました。
重層的支援体制整備事業は、従来の支援体制では対応の難しい複雑化・複合化した地域住民の課題に対応するため、市町村において支援機関・地域の関係者が断らず受け止め、つながり続ける包括的な支援体制を構築することをコンセプトに、「属性を問わない相談支援」、「参加支援」、「地域づくりに向けた支援」の3つの支援を一体的に実施することを必須にしています。
本市では、この社会福祉法の改正を受け、令和3年4月より重層的支援体制整備事業への移行準備事業を開始し、令和5年度から重層的支援体制整備事業を本格実施しています。この事業の取組を適切かつ効果的にするため、具体的な取組を定める重層的支援体制整備事業実施計画を策定しております。