本文
令和4年度 松阪市児童生徒科学作品 ~特選A受賞作品の紹介~
科学作品展の概要
【趣 旨】
近年、児童生徒の「科学技術離れ」、「理科離れ」が指摘されている状況において、自ら課題を見つけ、自ら追究する力を育成するため、科学技術・理科教育への興味・ 関心を高めることは必要です。
このことから、児童生徒の理科分野に関する自由研究作品展を開催し、児童生徒の「科学・理科」への意欲・関心を高め、理科教育の一層の振興をめざすとともに、地域・保護者の教育活動への理解と関心を高めることをねらいとしています。
【応募数】
275点 (小学校246点 中学校29点)
内 特選A10点 特選64点 入選201点
特選A受賞作品
第三小学校1年 杉浦 こころ さん 「ありのすきな たべものしらべ」
ありは何を食べるのか知りたかったので、8つの食べ物を庭に置いて、寄ってきたありの数を調べた。クッキー、にぼしにたくさんありが寄ってきた。ありは、いろいろな物を食べることが分かった。
松尾小学校1年 松倉 健翔さん 「かがみってふしぎ」
洗面所の鏡に、たくさんの自分が写ったことをきっかけに、どのくらいの角度で、いくつ見えるのか疑問をもちました。2枚の鏡の角度を変え、いくつうつるのか実験し、結果とその理由をまとめています。ピザを例に、分かりやすく説明しています。
花岡小学校2年 森下 愛彩さん 「すずしい色はどれ?」
夏休み、毎日暑い日が続いていました。ある日、黒い服を着ていると、お母さんが「暑くないの?」と言ったので、服の色で暑さがちがうと思って、調べてみました。
揥水小学校3年 松林 克実さん 「野さいや果物のうきしずみ調べ」
野菜や果物を同じくらいの大きさに切り、水・塩水・さとう水の中に入れ、うきしずみを調べました。同じ重さに切ったものでは、どうなるのかも調べました。
東黒部小学校4年 飯田 琴音さん 「車内の温度と熱中症」
毎年夏になると、小さい子どもが車の中で熱中症でなくなってしまったというニュースを聞くので、車内はどの位の温度なのか調べました。
豊田小学校4年 前田 悦琉和さん 「エルナーのぼうけん」
「エルマーのぼうけん」に登場する動物たちは地球上のそれぞれのすみかにおいて、とても困っていて、絶めつしそうな動物とされていた。絶めつに追い込まれる理由と、絶めつしないように守る活動を調べる中で、自分も今年の夏の暑さから動物たちがおかれている環境の異常さを実感した。
幸小学校5年 向井 楓香さん 「野菜はあまくなる?」
サラダとスープでの味のちがいに疑問を持ち、生の時と、加熱した時の野菜のあまさについて、実験してみました。また、一番変化が大きかったたまねぎのあまさについても調べました。
天白小学校5年 藤田 朋薫さん 「身近な液体のひみつ~手作りリトマス紙で身近な液体の性質の研究~」
身近な液体を、身近な材料で「手作り」したリトマス紙で調べてみました。
豊田小学校6年 前田 聖沙さん 「 CO2削減 ホッキョクグマが笑える北極を取りもどしたい」
1年生から絶滅危惧種であるホッキョクグマのために実験、調べを進めてきたが、今回は5年生の時に作ったペットボトルのハウスを改良して使いやすくし、その生産、処理ともにCO2を出してしまうペットボトルを再利用して、植物を育てることで、CO2削減に挑戦した。地球温暖化を少しでも止めて、ホッキョクグマが笑える北極を取りもどしたいと願っている。
嬉野中学校2年 杉浦 実桜さん 「ちょっとまって『その食べ物大丈夫?』~着色料編~」
家庭科の授業で着色料について習い、詳しく調べてみると合成着色料と天然着色料があることが分かりました。普段、飲んでいる飲み物や小さい頃食べていたお菓子の中にも含まれていました。同じような見た目のお菓子でも結果が全く違い、驚きました。