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令和6年度松阪市児童生徒科学作品展 ~特選A受賞作品の紹介~
科学作品展の概要
【趣 旨】
近年、児童生徒の「科学技術離れ」、「理科離れ」が指摘されている状況において、自ら課題を見つけ、自ら追究する力を育成するため、科学技術・理科教育への興味・ 関心を高めることは必要です。
このことから、児童生徒の理科分野に関する自由研究作品展を開催し、児童生徒の「科学・理科」への意欲・関心を高め、理科教育の一層の振興をめざすとともに、地域・保護者の教育活動への理解と関心を高めることをねらいとしています。
【応募数】
271点 (小学校246点 中学校25点)
内 特選A 7点 特選 47点 入選 217点
特選A受賞作品
第四小学校2年 金森 瑠那 さん 「セミの羽化かんさつ」
家のポストの柱でセミが羽化している様子を偶然発見し、このセミは何という種類で、今年の夏は何匹羽化するのかに疑問をもち、観察をしています。
松江小学校3年 石川 茉椰 さん 「歯はジュースにとけるのか?」
自分の歯がむし歯になったことをきっかけに、歯は甘いものだけでなく、酸っぱいものでも溶けるのかということに疑問をもち、実験をしています。
松江小学校4年 松井 栄勝 さん 「人の役に立つロボットを作る 本のページをめくれ!『ペラリ』」
病気で闘病中の叔母さんが、本を持つことやページをめくることさえも辛いという状況を知り、何か自分にできることはないかと考え、本のページをめくるロボットの設計・組み立てをしています。
東黒部小学校4年 来光 旬馬 さん 「ヒガンバナのけんきゅう」
なぜ彼岸花は毎年、秋分の頃に合わせて花を咲かせるのか、なぜ葉がないのか、なぜかたまって咲いているのかに疑問をもち、観察をしています。
第一小学校6年 服部 紀恵 さん 「すごいぞ!巻きひげ」
カボチャが生長する中でどんどん伸びる巻きひげが、どうやってねじねじに巻きついているのかに疑問をもち、観察をしています。
朝見小学校6年 山路 明里 さん 「砂・水・ゆれが起こす現象、液状化」
能登半島地震から半年、8月8日(木)に起きた九州南部での地震をうけて、初めて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことをきっかけに地盤沈下に興味をもち、実験をしています。
豊田小学校6年 前田 悦琉和 さん 「ねえ?根ってなんだろうねぇ?」
ずっと土の中にあって、茎・葉が倒れないように支えている「根」は、どのような性質をもち、どの野菜の「根」を食べることができるのか、どのように生長するのかに興味をもち、観察をしています。
各学年の作品の講評