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令和5年度松阪市児童生徒科学作品 ~特選A受賞作品の紹介~
科学作品展の概要
【趣 旨】
近年、児童生徒の「科学技術離れ」、「理科離れ」が指摘されている状況において、自ら課題を見つけ、自ら追究する力を育成するため、科学技術・理科教育への興味・ 関心を高めることは必要です。
このことから、児童生徒の理科分野に関する自由研究作品展を開催し、児童生徒の「科学・理科」への意欲・関心を高め、理科教育の一層の振興をめざすとともに、地域・保護者の教育活動への理解と関心を高めることをねらいとしています。
【応募数】
280点 (小学校248点 中学校32点)
内 特選A 9点 特選 42点 入選 229点
特選A受賞作品
第一小学校1年 服部 未波 さん 「すいかVSメロン」
大好きなすいかとメロンにはたくさんの種があることに気づき、種の数や様子を調べています。また、食べ終わったすいかとメロンから採れた種を植え、成長する様子を観察しています。
花岡小学校1年 小倉 康暉 さん 「カナヘビのかんさつ」
夏休みに草むらでカナヘビを捕まえたので、自分で育てることになりました。カナヘビは何を食べ、どのような時間に寝たり起きたりするのかということに疑問をもち、観察しています。
第三小学校2年 山本 槙之介 さん 「アルミホイル玉のけんきゅう」
「アルミホイル玉」を作る動画を見て、自分でも作ることができるのではないかと考え、作成しています。作成途中に気づいたことや、やってみたことをまとめています。
揥水小学校2年 村林 結実 さん 「かみの毛についたガムをとる」
髪の毛についたガムをとるために、油を使ってみたら取ることができました。他にも、身近なものでガムが取ることができないか実験しています。
第一小学校3年 服部 美菜 さん 「天の川は本当にあるの?~天の川を探して考えた光害~」
七夕の夜空に、おり姫とひこ星は自分の目で見ることができたけれど、天の川は見ることができませんでした。人がつけた明かりのせいで天の川が見えなくなっていると知り、人が使う明かりは町をどのくらい明るくしているのかを調べています。
中川小学校3年 和田 鈴奈 さん 「コーラでほねがとけるか?」
コーラが大好きだけど、お母さんに「骨がとけるからだめ」と言われたことをきっかけに、飲み物で本当に骨が溶けるのかを調べています。また、たまごのからはどうなのかも実験しています。
米ノ庄小学校4年 宮崎 遥士 さん 「ボールの反発力はどれくらい」
ソフトボールは2号球を使うことがルールになっているけれど、もし違うボールを使ったら、飛ぶ距離にどれだけ変化が出るのかに疑問をもち、実験しています。
第一小学校5年 服部 紀恵 さん 「セミの栄養で生きる」
偶然出会ったセミに寄生したセミヤドリガの幼虫をつかまえ、さなぎになり、羽化してたまごを生んで死んでいくところまでを観察しています。
幸小学校6年 向井 楓香 さん 「氷とあまさのひみつ」
凍らせたスポーツドリンクを飲んだときの甘さの変化に疑問をもち、調べています。
各学年の作品の講評