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松阪市の水田農業について
松阪市の東西に広がる耕地8,560haの約8割にあたる6,580haを水田が占めており、平坦地では、水稲・小麦・大豆等の主穀中心の農業が盛んで、ほ場整備が完了した地区では、集落営農の組織化や法人化が進み、ブロックローテーションによる2年3作を実施し、効率的かつ安定的な水田営農が展開されています。
また、中山間地では、棚田百選にも選ばれるほど美しい水田で米づくりが行われております。平坦地と比べ小規模な農家が多いものの、貴重な農村の環境・景観・美しい農地を守っていただいております。
平坦地の水田風景
中山間地の棚田風景
4,240haの水田では、安全・安心な美味しい米づくりが行われています。その大半は、みなさんお馴染みの「コシヒカリ」です。
日本麺用の品種「あやひかり」が中心に生産されており、生産面積は三重県下第1位を誇っています。伊勢うどんの原料としても使用されています。
豆腐用として品質評価の高い「フクユタカ」が中心に生産されており、生産面積は三重県下第1位を誇っています。