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令和7年度 部局長の「実行宣言」
令和7年度 部局長の「実行宣言」を公表します。
市長あいさつ
このたびは、『令和7年度 部局長の「実行宣言」』をご覧いただき、
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症が5類化移行した以降、大きく変わる社会情勢に対応できるよう、さらなるこども・子育て施策の充実や、防災・減災対策、道路等の整備、高齢者支援や障がい者支援、雇用創出や環境保全などの市民の安全・安心のための施策や、地域との協働や公民連携の取組、デジタル技術の活用や新しい視点からみた情報発信など、様々な施策に取り組んでまいりました。
今回公表する『令和7年度 部局長の「実行宣言」』は、令和6年度の実行宣言及び事務・事業の評価や、令和7年度の実行宣言及び重点取組などを示しています。事務・事業の評価については、当初予算だけではなく、補正予算により実施した事業も対象としています。評価の結果、改善すべきものは、今年度の取組や「実施計画」に生かしてまいります。
今後の展望としては、「若者定住」の視点から産業用地の整備や奨学金の返済支援、まちの顔である駅周辺の賑わい創出などの事業展開により若者が地域に定住できるような環境を整え、「福祉社会の実現」の視点から、福祉まるごと相談室の全地域への配置や地域の福祉を支えている民生委員・児童委員へのサポートの充実、地域公共交通への支援など、包括的な福祉施策の推進、「公民連携」の視点から、民間の知恵と力を借りながら限られた資源を効果的に活用し、地域全体の生活の質の向上をめざします。
また、令和7年は松阪市制施行20周年イヤーです。これまでの20年間の歩みに感謝し、次の20年に向けて一層の努力を続けてまいります。
「シビックプライド」の視点から、市民の皆様とともに松阪市を全国に発信し、更なる発展をめざすほか、郷土への誇りや愛、そしてさらなる一体感を育んでいきます。
この激動の時代を乗り越えるために、PDCAサイクルによる改善を繰り返し、引き続き、「誰のため、何のため」の視点をもって市民のみなさまに「ここに住んで良かった」と実感していただける松阪市をめざしてまいります。
部局長の「実行宣言」とは
『部局長の「実行宣言」』は、部局長及び理事が、年度期首に前年度実績を「評価」した上で、今年度の「目標」を設定する取組です。
1.『部局長の「実行宣言」』の実施目的
(1)「評価」に基づく「見直し」の促進
各部局の前年度実績を「評価」し、改善点を明らかにすることで、事務・事業の実施手法等の「見直し」につなげ、効率的・効果的な市政運営をめざします。
(2)目標管理型の部局運営の推進
「実行宣言(部局目標)」や各施策、事務・事業の「目標」を「見える化」することで、部局職員の目標管理意識を高め、施策や事務・事業を計画的に推進する組織をめざします。
※市政PDCAサイクルについて
市政運営全体の視点で見ると、PDCAサイクルにおける「計画(Plan)」は「予算編成」であり、『部局長の「実行宣言」』は「評価(Check)」にあたります。
松阪市では、総合計画に掲げる政策を効率的・効果的に達成していくために、『部局長の「実行宣言」』における施策や事務・事業の評価を、次年度の「予算編成」に活用できるよう、下図のPDCAサイクルに取り組んでいます。
2.部局長の「実行宣言」の構成
『部局長の「実行宣言」』は次の3つの章で構成しています。
- 第1章 各部局の令和7年度 「実行宣言」
部局長及び理事による、令和7年度の「実行宣言」を記載しています。 - 第2章 各施策の「評価」と「実行宣言」
『松阪市総合計画』の政策・施策体系別に、各部局長および理事による令和6年度の「評価」と令和6年度の「実行宣言」、『松阪市総合計画』に掲げる施策の進捗状況を記載しています。 - 第3章 各所属の「評価」と「重点取組」
各所属の令和6年度の取組の「評価」と令和7年度の重点取組、また各所属が所管する事務・事業の令和6年度の評価等を記載しています。