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松阪市超高齢社会対策検討委員会
設置目的
松阪市の(令和2月9月住民基本台帳)人口は、162,342人(65歳以上の高齢者人口48,241人)で高齢化率29.7%(高齢化率が21%超で‟超高齢社会“)となっています。今後は、いわゆる団塊の世代がすべて75歳以上になる2025年には、高齢化率31.9%まで増加し2040年には、高齢化率37.7%となることが予想されています。
このように、人口構成が大きく変化し、財政負担の増をもたらすことが見込まれるため、10年先、20年先を見据えた視点で、未来に向けた持続可能なまちづくりへの取組を行う必要があり、それに対応するため令和元年7月に専門的知識を持った多様な外部有識者による「松阪市超高齢社会対策検討委員会」を設置しました。
高齢者支援策をはじめとして、地域コミュニティ、医療、介護、公共交通、雇用など、松阪市の地域性や特性に合った目指すべき方向性や目標、課題について、現在の基本的施策の枠にとらわれない横断的な意見を各分野の委員が出し合い、全国的にも同様の課題を抱えている現状ではありますが、松阪市独自の方法によりこのような状況を、どのようにすれば打開できるかの議論をいただきました。
「松阪市超高齢社会対策検討委員会」構成員
委員長 む岩崎 恭典 四日市大学 学長
副委員長 川口 淳 三重大学大学院 工学研究科 准教授
委員 高木 朋代 敬愛大学 経済学部 教授
〃 小野崎 耕平 一般社団法人 サステナヘルス 代表理事
〃 浦山 益郎 三重大学 名誉教授
〃 藤田 素弘 名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授
〃 小林 昭彦 公益社団法人 松阪地区医師会 会長
〃 志田 幸雄 松阪市高齢者保健福祉計画等策定委員会 会長
松阪市地域包括ケア推進会議運営幹事会 会長
〃 松井 信幸 株式会社 百五総合研究所 取締役 会員事業部長
[敬称略]
委嘱期間
令和元年7月25日~令和2年12月31日
開催実績
第1回 令和元年7月25日(木曜)
- 開催趣旨および松阪市の概要、現状等について
- 今後、松阪市において超高齢社会対策を行うにあたり重要と思われる課題や問題点について
- その他
第2回 令和元年11月3日(日曜)
- 労働・雇用・就業について
- 超高齢社会での地域コミュニティのあり方(20年後を見据えた)
- その他
第3回 令和2年1月13日(月曜)
- 健康寿命と地域コミュニティ
- 超高齢社会と防災対策
- 若者定住
- その他
第4回 令和2年3月28日(土曜)
- 人口減少、高齢化と医療体制の維持
- その他
第5回 令和2年6月21日(日曜)
- 超高齢社会対策検討委員会からの提言(素案)について
- その他
中間報告提出 令和2年6月30日(火曜)
パネルディスカッション「超高齢社会 ピンチをチャンスに変えるには」
これまでの経過報告も含めて市長を交えたパネルディスカッションを開催。
とき
令和2年8月9日(日曜)午後1時30分~午後3時30分
ところ
松阪公民館 ホール(松阪市船江町 松阪ショッピングセンターマーム2階)
パネリスト
松阪市超高齢社会対策検討委員、松阪市長
第6回 令和2年8月30日(日曜)
- 超高齢社会対策検討委員会からの提言(案)について
- 委員所感
提言提出 令和2年10月16日(金曜)
この検討委員会からいただいた提言は、令和2年度を初年度とする松阪市総合計画に反映させ、10年、20年先必ずやってくる未来に向けたヒントとし、取り組めるものを研究していきます。