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予防接種(子ども):HPV(子宮頸がん予防)ワクチン

ページID:0109218 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

HPV(子宮頸がん予防)ワクチン(目次)

HPVワクチンについて

積極的な勧奨の差し控えと再開の経緯について

定期接種について

接種機会を逃した方の接種(キャッチアップ接種)について

定期接種の機会を逃しHPVワクチンを自費で受けられた方へ

県外の医療機関での接種を希望される方へ

予診票について(発行申請フォーム)

予防接種実施医療機関について

ダウンロードファイル

HPVワクチンについて

  • 子宮頸がんは、子宮の頸部という出口に近い部分にできるがんで、おもにヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することによって生じます。HPVに感染しても、すぐにがんになるわけではなく、ほとんどの場合は自然に消えますが、一部が子宮頸がんへと発展します。
    日本では毎年、約1万人の女性がかかるがんで、さらに毎年、約2,700人の女性が亡くなっています。近年では若い女性の子宮頸がんり患が増えています。
  • ヒトパピローマウイルス(HPV)には、100種類以上の型があります。がんを引き起こす可能性がある「高リスク型」のうち、16型・18型が子宮頸がんの原因の約50~70%を占めているとされています。定期接種として認められているワクチンはいくつかの種類がありますがすべてのワクチンで16型・18型に対する感染予防効果があります。
  • なお、このワクチンの接種をしたとしても、20歳を過ぎたら2年に1度は子宮頸がん検診を受けることが大切です。
  • そのほか、子宮頸がんとHPVワクチンについて詳しく知りたい方は厚生労働省のホームページをご覧ください。

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(外部リンク)

副反応

 主な副反応は接種部位の痛み、腫れ、赤みや発熱ですが、その多くは一過性で回復しています。
まれに報告される重い副反応としては、呼吸困難やじんましん等(アナフィラキシー)、手足の力が入りにくい(ギランバレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識低下(ADEM)等があります。

健康被害救済制度

 定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、生活に支障がでるような障がいを残すなどの健康被害が生じ、国の審査会で予防接種によるものと認定された場合には予防接種法に基づく給付を受けることができます。

積極的な勧奨の差し控えと再開の経緯について

◆HPVワクチンは、平成25年から定期の予防接種に位置づけられましたが、平成25年6月に行われた厚生労働省の検討会でワクチンとの因果関係は不明ながら、持続的な痛みを訴える重篤な副反応が報告されていることから、一時的に積極的な勧奨を差し控えておりました。

◆その後、国で継続的に議論が行われ、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められたことにより、令和3年11月26日に発出された通知にて、積極的勧奨を差し控えている状態については、終了させることとなりました。

◆積極的勧奨を再開することになりましたが、HPVワクチンの接種は強制ではありません。ワクチンの効果と副反応のリスクを十分に理解した上でご判断いただきますよう、お願いいたします。

定期接種について

対象年齢について

小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女性です。標準的な接種年齢は中学1年生の女性となっております。

接種費用について

無料です。

ワクチンの種類について

 サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード(9価)の3種類あります。シルガード(9価)は令和5年4月より新しく定期接種のワクチンとして用いることができるようになりました。

 それぞれのワクチンで予防できるHPV(ヒトパピローマウイルス)の型が次のとおり異なります。

 
ワクチンの種類 16/18型 6/11型 31/33/45/52/58型
シルガード(9価)
ガーダシル(4価)  
サーバリックス(2価)    

 16型、18型の免疫により子宮頸がんの原因の50%~70%を防ぎます。

 さらに31型、33型、45型、52型、58型を加えると80%~90%を防ぎます。

 6型、11型は性器に子宮頸がんの原因となる型ではありませんが、イボを起こす尖圭(せんけい)コンジローマの原因といわれ、それに対する予防となります。

標準的な接種スケジュールについて

 接種するワクチンの種類によって異なります。

ワクチンの種類

1回目から
2回目の間隔

1回目から
3回目の間隔

回数

シルガード(9価)
➡2回での接種完了とする場合(ただし1回目接種が15歳未満に限る)

6か月 計2回※

シルガード(9価)
➡3回での接種完了とする場合

2か月 6か月 計3回
ガーダシル(4価) 2か月 6か月 計3回
サーバリックス(2価) 1か月 6か月 計3回

 ※シルガード(9価)を用いて1回目を15歳になるまでに受けた場合、2回で接種を完了とできますが、2回目の接種が1回目から5か月に満たない場合は3回接種します。また、シルガード(9価)ワクチンを用いて1回目を15歳になるまでに受ける場合でも3回接種とすることも可能です。

標準的な接種スケジュールをとることができない場合

ワクチンの種類 標準的な接種スケジュールをとることができない場合
シルガード(9価) 2回目は1回目から1か月以上の間隔をおく。3回目は2回目から3か月以上の間隔をおく
ガーダシル(4価) 2回目は1回目から1か月以上の間隔をおく。3回目は2回目から3か月以上の間隔をおく
サーバリックス(2価) 2回目は1回目から1か月以上の間隔をおく。3回目は1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月半以上の間隔をおく

 接種間隔について詳細はHPV ワクチンの接種間隔について(資料) [PDFファイル/237KB]をご覧ください。

 上記の接種スケジュールとは別に、新型コロナワクチンの接種前後2週間はHPVワクチンを接種することができませんのでご注意ください。

接種機会を逃した方の接種(キャッチアップ接種)について

 積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うこと(「キャッチアップ接種」といいます。)を実施します。

対象者について

 平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性のうち、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方。

実施期間について

 令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間です。

接種回数について

 合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れた場合は、2回目以降の接種をやめることも出来ます。

 既に1回接種された方は残りの2回、2回接種された方は残りの1回となります。

接種費用について

 無料です。

ワクチンの種類について

 サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード(9価)の3種類あります。シルガード(9価)は令和5年4月より新しくキャッチアップ接種のワクチンとして用いることができるようになりました。

 それぞれのワクチンで予防できるHPV(ヒトパピローマウイルス)の型が次のとおり異なります。

 
ワクチンの種類 16/18型 6/11型 31/33/45/52/58型
シルガード(9価)
ガーダシル(4価)  
サーバリックス(2価)    

 16型、18型の免疫により子宮頸がんの原因の50%~70%を防ぎます。

 さらに31型、33型、45型、52型、58型を加えると80%~90%を占めます。

 6型、11型は性器にイボを起こす尖圭(せんけい)コンジローマの原因といわれ、それに対する予防となります。

標準的な接種スケジュールについて

 接種するワクチンの種類によって異なります。

 
ワクチンの種類

1回目から
2回目の間隔

1回目から
3回目の間隔

回数

シルガード(9価)

2か月 6か月 計3回
ガーダシル(4価) 2か月 6か月 計3回
サーバリックス(2価) 1か月 6か月 計3回

 過去に接種を1回または2回しているなど、残りの回数の接種が標準的な接種スケジュールをとることができない場合

ワクチンの種類 標準的な接種スケジュールをとることができない場合
シルガード(9価) 2回目は1回目から1か月以上の間隔をおく。3回目は2回目から3か月以上の間隔をおく
ガーダシル(4価) 2回目は1回目から1か月以上の間隔をおく。3回目は2回目から3か月以上の間隔をおく
サーバリックス(2価) 2回目は1回目から1か月以上の間隔をおく。3回目は1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月半以上の間隔をおく

 接種間隔について詳細はHPV ワクチンの接種間隔について(資料) [PDFファイル/237KB]をご覧ください。

 上記の接種スケジュールとは別に、新型コロナワクチンの接種前後2週間はHPVワクチンを接種することができませんのでご注意ください。

定期接種の機会を逃しHPVワクチンを自費で受けられた方へ

 HPVワクチンの積極的な勧奨の一時差し控えにより、定期接種の機会を逃しHPVワクチンを自費で受けられた方に対し接種費用の助成を行います。

 対象者や助成の内容など、詳しくはHPV(子宮頸がん予防)ワクチンの任意接種助成についてをご覧ください。

県外の医療機関での接種を希望される方へ

三重県外の医療機関で予防接種を受けられる場合は事前に申請してください。

詳しくは県外で予防接種を希望する場合(子どもの定期接種)をご覧ください。

予診票について(発行申請フォーム)

 定期接種の方は中学1年生の女子の保護者に年度初めに個別で郵送をします。

 キャッチアップ接種の方は対象の年齢の女性に令和4年4月に個別で郵送をします。

 松阪市に転入された方、予診票を紛失した方、予診票が届いていないが接種を希望する方は次のいずれかの方法で予診票の発行申請をしてください。

 これまでの予診票の発行状況についてはHPVワクチン対象者確認表 [PDFファイル/195KB]をご覧ください。

インターネットからの申請

  • こちらの申請フォームから申請してください。
  • 申請には母子健康手帳(予防接種の記録が分かる部分)の画像(写真)アップロードが必要です。万が一紛失してお持ちでない場合はこの限りではありません。
  • 健康づくり課(健康センターはるる内)から、HPVワクチン予診票をご住所へ郵送します。

窓口での申請

申請場所

申請場所 住所 電話、FAX番号
健康づくり課
(健康センターはるる内)
三重県松阪市春日町一丁目19番地 電話(0598)31-1212
FAX(0598)26-0201
嬉野保健センター 三重県松阪市嬉野町1434番地 電話(0598)48-3812
FAX(0598)42-4945
飯南地域振興局地域住民課 三重県松阪市飯南町粥見3950番地 電話(0598)32-8020
FAX(0598)32-3771
飯高地域振興局地域住民課 三重県松阪市飯高町宮前180番地 電話(0598)46-7112
FAX(0598)46-1092

持ち物

  • 母子健康手帳
  • 申請者の本人確認書類(運転免許証など)

郵送での申請

  • HPVワクチン予診票発行申請書 [PDFファイル/175KB]と母子健康手帳(予防接種の記録が分かる部分)のコピーを健康づくり課(健康センターはるる内)(〒515-0078 三重県松阪市春日町一丁目19番地)へ提出してください。
  • HPVワクチン予診票をご住所へ郵送します。

予防接種実施医療機関について

松阪市HPVワクチン実施医療機関一覧 [PDFファイル/354KB]

ダウンロードファイル

HPVワクチン対象者確認表 [PDFファイル/195KB]

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