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予防接種(子ども):ロタウイルス

ページID:0109489 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

ロタウイルス

ロタウイルス感染症は、年齢にかかわらず何度でも感染しますが、症状は初感染時が最も重症で、その後感染を繰り返すにつれて軽症化します。主な症状は急性胃腸炎(ロタウイルス胃腸炎)で、急激な嘔吐と水のような下痢便を頻回に排泄し、発熱が3割~5割程度みられます。また、嘔吐、下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併のため、入院治療に至るケースがあります。ワクチン接種により、初感染の重症化を予防します。

ロタウイルスワクチンについて

ロタウイルスワクチンは令和2年10月1日から定期接種となりました。

初感染の重症化予防を目的とする経口生ワクチンで、ロタリックス(1価)とロタテック(5価)の二種類があります。

 
ワクチンの種類 接種回数 接種対象期間 接種間隔

ロタリックス

(1価)

2回接種 生後6週以上24週まで 2回目は1回目から4週間以上

ロタテック

(5価)

3回接種 生後6週以上32週まで

2回目は1回目から4週間以上

3回目は2回目から4週間以上

※原則として初回に接種したワクチンですべての回数を接種してください。
  1回目の接種は生後14週6日までに行うことが推奨されています。 

ワクチンを導入した国や地域ではロタウイルス感染症は劇的に減少しています。また、直接的な予防接種だけでなく集団免疫効果も認められています。ただし、ロタウイルス以外に起因する胃腸炎を予防することはできません。