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中学生ピロリ菌検査事業のお知らせ
中学生ピロリ菌検査事業のお知らせ
市では、将来の胃がん発症予防のため、中学生ピロリ菌検査事業を実施しています。早期発見・早期治療により胃がんを予防することが期待できます。この機会にピロリ菌検査を受けましょう。
ピロリ菌とは
ピロリ菌は主に5歳くらいまでに感染し、胃の中にずっと住み続けます。症状なく感染が続くことで胃炎が進行し、萎縮性胃炎(胃の粘膜が薄くなる)になり、胃・十二指腸潰瘍や胃がんに影響があるといわれています。感染経路はまだはっきりとわかっていません。口を介した感染、親子感染が大部分であろうと考えられています。上下水道が十分普及していなかった世代の人は高い感染率になっています。
ピロリ菌の除菌を行うことで胃炎や胃・十二指腸潰瘍、胃がんを予防できると考えられています。特に胃がんの予防には、萎縮の少ない若い世代で除菌することがより重要です。
対象者
市内在住の中学3年生で、検査を希望し、本人と保護者が同意した方。
検査の流れ
- 一次検査は 学校検尿を使ってピロリ菌の感染の可能性が高いか調べます。ピロリ菌の感染の可能性が高かった場合、二次検査は便を使って指定医療機関で行います。二次検査が陽性の場合、除菌治療を行います。除菌治療は3種類の薬を1日2回朝夕7日間服用します。内服後、約8週間後に判定検査を行います。
※一次検査結果(陰性・陽性)は、松阪地区医師会臨床検査センターからご自宅に7月頃郵送します。
※一次検査の結果が陽性の方は、市内の指定医療機関で、二次検査を受けていただきます。
※二次検査の結果が陽性の方には除菌をお勧めいたします。ただし除菌治療はあくまでも希望する方で、除菌治療を受けない選択も自由です。
※除菌治療の副作用により、人によっては軟便や軽度下痢、皮疹を認めることがあります。
※ピロリ菌の除菌治療にかかる自己負担につきましては、健康づくり課までお問い合わせください。
検査の受け方
- 市内の市立中学校の3年生の方は、4月に学校を通じて検査申込書を配布します。検査申込書の「ピロリ菌検査をする・しない」のどちらかに丸をし、必要事項を記入して「申込書提出用封筒」に入れて4月22日までに学校へ提出してください。
- 市外の中学校へ通う中学3年生の方は、説明文書・検査申込書・検尿容器を6月頃に個別に通知します。検査希望者は8月末までに検査申込書・検尿容器を松阪地区医師会臨床検査センター(殿町1550番地)へ提出してください。