ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
予防接種の普及により現在の日本では流行していませんが、感染しても症状が出ない方(保菌者)から感染する可能性があります。おもに、のどや鼻の粘膜がおかされ、高熱・のどの痛み・犬がほえるようなせき・嘔吐などの症状が出ます。
重症化すると、のどや気管が赤く腫れて気管が狭くなるため、呼吸困難を起こし、窒息死することや、心筋障がいや神経まひを起こすことがあります。
土の中の破傷風菌が傷口から体内に入ることで感染します。ヒトからヒトへは感染しません。
感染の機会は常にあります。患者の半数は、本人や周りの人では気が付かない程度の軽い刺し傷が原因です。
菌が体の中で増えると、口が開かなくなるなどの症状があらわれ、やがて全身のけいれんを起こします。治療が難しいため、ワクチンによる予防が重要です。
また、お母さんが抵抗力(免疫)をもっていれば、出産時に赤ちゃんが破傷風にかかるのを防ぐことができます。
第2期は、ジフテリアと破傷風の二種混合となります。
4月に小学6年生の方に予診票と説明書を配布しております。詳しくは説明書をご確認ください。
※市外から市内の学校に通っている方は、住民登録のある市町にお問い合わせください。
接種が望ましい時期は小学6年生、対象年齢は11歳以上13歳未満です。