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平成30年12月15日、平成31年1月19日に行われた若者クラブの内容を報告します。
この回は第4回の際に提案のあった7つの分野において、参加者が周りの人へインタビュ―を行い
松阪の魅力についてまとめ作業を行いました。
写真のピンク色の付箋に今後の課題、黄色の付箋に「30年先まで残すべき」今ある“資産”
を書き出しました。
2ndシーズンは参加者や回数の都合上、すべてを網羅して進んでいくのではなく、
より若者(参加者)が重要と思えるものにテーマを絞って進めることとなりました。
第6回では第5回で出た、今ある“資産”について重要度と緊急度を図りました。
(本来であれば今後の課題についても検証をしたかったのですが、時間の都合上今あるものについて深めていきます。)
第5回で、提案されたものをまとめたところ、参加者の考える17の「30年先まで残すべき今ある“資産”」が
浮かびあがってきました。
今ある“資産” 五段階評価用 [PDFファイル/747KB]
これらの“資産”を重要度と緊急度の観点から5段階評価を行い、優先して取り組むべきものを分析しました。
(下図参照)
X軸 重要度 Y軸 緊急度
すべてのC資産”がX軸中央より右側にあり、これらの“資産”のことを参加者が重要であると考えていることがわかります。
重要かつ緊急性が高い、一番優先されるべき“資産”は「子どもを大事にする意識」となりました。
この“資産”について考えを深めるためにロジックツリー※を利用し、考えを深めていくことを行いました。
※ロジックツリーとはとある事柄に対して、論理(ロジック)をもって問題を樹木(ツリー)状に整理していく手法です。
例題として、「字が汚い」という命題に対して、ロジックツリーの構成を試みました。
参加者の中にも字が汚いことで悩んでいる人が多く盛り上がりましたが、時間の関係でほどほどに。
本題である「子どもを大事にする意識」についてのロジックツリー構築を行いました。
※子どもを未就学児と定義 (広い範囲で考えるとロジックがまとまらないため)
30年後に残したい資産として「子どもを大事にする意識」
→課題として、「(今のままでは30年後)未就学児への支援がなくなる」と仮定。
の3つのツリーから「子育てする人への支援が不足」を選択し、ロジックを組み立てていくことになりました。
(組み立て中なので、ロジックがおかしい点があります。)
一つ目の枝の中から、「(子育てに関わる)人材不足」をテーマとし掘り下げていくことに。
次回も引き続きこのテーマを掘り下げていきます。