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生まれ育った松阪市で仕事がしたいと強く思っていました。公務員の建築業務では、設計もできるし、工事監理や維持保全など多岐にわたる業務に携われることを知り、大学で学んだ知識を活かしたいと思い、松阪市役所を受けました。
入庁後4年間は営繕課で市の建物の新築や改修工事を担当していました。今年度からは建築開発課へ異動となり、建築物の許可や認定、また道路に関する調査業務などを担当しています。技術職の仕事は、市民の方にとって一番身近な存在であり、生活に密着する職種だと思います。完成した建築物を市民の皆さんが笑顔で利用されている姿を見ると、すごくやりがいを感じます。
建築職の部署は、専門職のため異動が少ないのですが、その分つながりも強く、悩みや困っていることがあれば親身になって相談に乗っていただけますし、一緒に問題解決に取り組んでいただけるとても働きやすい職場です。(令和5年度インタビュー)
市役所で働いて最初の5年間は営繕課で「市の建物の建築や改修工事をする」仕事をしていました。
その後、建築開発課へ異動となり、現在は「建物を建てる時にその建物が法律に適合しているかを確認する」仕事をしています。
同じ建築に関する仕事ですが、建築開発課は「建つ前」の確認などをする仕事で、営繕課は「一緒に建てる」ことや「建てた後」に改修などをする仕事です。
人事異動の直後は、新たに覚えることも多く大変でした。
しかし、似ているようで異なるこの2つの部署を経験できたことは、建築に関する知識をより深めることができ、自分の成長に繋がりました。
その他にも自らが建設や改修に携わった施設を、多くの市民の皆さんに利用していただいているのを見たり、その施設の利用者の笑顔を見たりすることができるのも、この仕事の魅力の一つです。(令和元年度インタビュー)