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近年「食品ロス」が世界的な課題となっています。国の調査によると、令和2年度における国内の食品ロス推計値は、統計を開始した平成24年度以降で最小値となったものの、522万トンが廃棄されており、国民一人あたりの食品ロス量は、1日当たり約113グラムとなり、茶碗1杯分(約150g)の食品が捨てられている換算となります。
本市でも、食品ロス削減の取り組みは、松阪市ゼロカーボンビジョンと連動した重要な施策と位置づけ、市民一人ひとりの削減意識の高揚を図り、行動につなげていけるようチラシや広報媒体等を利用した啓発や、食品関係事業者と連携した食品の「手まえどり」運動の啓発を実施してまいりましたが、今回、清掃事業課では、食品ロスをなくすことを呼びかける「ミニのぼり旗」を作成しました。
今後、市役所窓口や各地区市民センターや各地域振興局窓口等で、ミニのぼり旗を掲出させていただき、食べきりや生ごみの水きり等で、食品ロス削減やごみ減量化等における市民の皆さんの行動変容をうながす啓発活動を行ってまいります。