松阪市は、三重県のほぼ中央に位置し、東は伊勢湾、西は台高山脈と高見山地を境に奈良県と接しており、面積の約7割を森林が占めています。西部一帯は台高山脈からなる山岳地帯で、東西には活断層の中央構造線が走っており、高見山や三峰山、局ヶ岳等のゆるやかな山々と、滝や断崖、奇石、絶壁が多く見られる険しい山々に二分されます。
また、西部の奈良県境周辺は室生赤目青山国定公園に、櫛田川流域は香肌峡県立自然公園にそれぞれ指定されており、四季折々の花や紅葉など、美しい景観で大自然を満喫することができます。
登山やハイキングの際には、 「山のマナー」「登山の注意」を守り、安全に松阪の大自然を楽しんでください。なお、このページに関するお問い合わせにはお答えしかねます。
※私有地の山や林道があるので、持ち主や山仕事の人に迷惑をかけないようマナーは厳守してください。
登山シーズンは早春から初夏、初秋から晩秋がおすすめ。山頂から堀坂山・観音岳・青山高原・伊勢湾が望め、快晴の時には遠く知多半島が見えます。
森林公園
観音岳の歩道は整備されており、ファミリーでも楽しむことができます。観音岳を後に堀坂峠を目指し、堀坂峠から下ると「乙女の滝」があります。
山頂からは中勢・松阪・伊勢の山々が見渡せ、登山の容易さ・景色の素晴らしさなどから何度も登ってみたい山です。
小原地内の髯山には、北畠時代の戦時に、のろしを上げたと見られる“のろし場”が山頂付近にあります。平成8年には地内を一望できる展望台が整備されました。
【駐車場】 10台程度
白猪山は昔、堀坂山、局ヶ岳と共に伊勢湾を往来する船乗りたちから『伊勢の三星』と呼ばれ航行の目印にされました。途中に休憩小屋・水のみ場があり、山頂近くには、『石尊大権現』が祀られています。
山頂稜線のT字路には『右:東屋展望台、左:大日如来』の案内板があり、東屋展望台からは、局ヶ岳を中心にした高見山地の水平線もくっきり見渡すことができます。
局ヶ岳は伊勢三山のひとつで、『嶽山(だけさん)』あるいは『伊勢の槍ヶ岳』とも呼ばれ、三重県のほぼ中央に位置する鋭峰です。
山頂からは室生火山群の大洞山、倶留尊山、かぶと岳、よろい岳が展望できます。霧氷・シロヤシオなどが有名で、特にススキが群生する八丁平は、霧氷が桜の満開を思いおこさせます。
年々霧氷の登山者が増加しており、多い時には1日500人程度が登っています。
※高見峠への旧国道は、冬季には凍結するのでタイヤチェーン等の装備が必要です。
※2021年7月現在の情報です。登山の際には必ず最新情報を収集し、安全に楽しんでください。