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令和6年3月2日(土曜日)~令和6年5月19日(日曜日)
9時00分~16時00分(4月からは16時30分まで)
3月4日、3月11日、3月18日、3月21日、3月25日
4月1日、4月8日、4月15日、4月22日
5月7日、5月13日
※大型連休中4月27日~5月6日は無休
一般 150円 / 6歳以上18歳以下 70円
松泉閣は松阪市殿町の松坂城跡三ノ丸南東に大正12年(1923)に建てられた料理旅館です。現在建物は残っていませんが、令和5年(2023)で築後100年を迎えました。
松泉閣の創業者である内田貢(1875~1949)は松阪出身で、松阪の初午大祭で売られる「ねじりおこし」をヒントに東京浅草の「雷おこし」を考案したともいわれており、浅草土産として大ヒットさせました。そして、郷里松阪に豪華絢爛な大建築をし、その松泉閣の大広間は松阪の名物とまで称されました。
梶井基次郎(1901~1932)は明治時代の小説家で、大正13年(1924)8月、静養のため姉の嫁ぎ先である松阪を訪れました。この松阪滞在の実体験を題材に書かれた作品『城のある町にて』には「松泉閣」(作中では「松仙閣」)が登場します。
本企画展では松泉閣を軸として内田貢と、梶井基次郎(特に小説『城のある町にて』)を紹介したいと思います。また、大正時代の松阪の懐かしい風景写真もあわせて展示します。
【次回企画展】
令和6年5月25日(土曜日)~令和6年6月16日(日曜日)
9時00分~16時30分
5月27日
6月3日、6月10日
一般 150円 / 6歳以上18歳以下 70円
平成27年度からほぼ毎年実施している歴史民俗資料館の「松阪まちかど博物館展」も今回が10回目の開催となりました。松阪市内の各地域で活躍されている12の「まちかど博物館」こだわりの逸品を、当館においてこの期間だけ展示します。
「まちかど博物館」とは、今までの「博物館」のイメージにとらわれることなく、コレクションや伝統の技、手仕事などを、仕事場の一角や個人のお宅などで、館長さんのお話を聴いたり、展示物を見たり、また体験することができる博物館で、地域の歴史や文化に根ざした貴重な資料や伝統など、それを受け継ぐ人々や文化に気軽に触れることができるところです。
本展では、テーマを「館の想(おもひ)」として、館長さんたちの開館当時から現在までの思い入れのある作品、資料などを展示していただいています。各館長さんのコレクションへのこだわり、永年培った技への情熱、そして地域への愛着などを感じていただければ幸いです。
松阪まちかど博物館12館
・時計屋なかの
・柳屋奉善
・萬古不易館
・ヒュン
・飯南局舎 和み
・竹輝銅庵
・木のこ工房
・射和まちなか博物館
・アトリエ華花
・うつくしや東村呉服店
・うらら花
・たぬみせ納豆工房(館の紹介パネルのみ)
日時 :令和6年6月1日(土曜日) 14時00分~14時30分
場所 :歴史民俗資料館 1階展示室
参加費:無料(入館料のみ必要) ※事前申込不要
内容 :萬古不易館館長松井淳さんに松阪萬古についてお話しいただきます。
【休館のお知らせ】
展示替えにつき、
令和6年5月20日(月曜日)~5月24日(金曜日)
令和6年6月17日(月曜日)~6月21日(金曜日)は臨時休館いたします。