ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 文化財センター(はにわ館) > 嬉野考古館のご案内

本文

嬉野考古館のご案内

ページID:0111579 更新日:2017年3月4日更新 印刷ページ表示

嬉野考古館

 嬉野考古館は、松阪市北部に位置する嬉野地域(旧一志郡嬉野町)にある遺跡から出土した遺物を展示する施設です。歴史や遺跡に興味のある方、地域学習でご利用をお考えの学校関係者の方など、皆さまのご来館をお待ちしています。

雲出川下流域にひろがる遺跡から出土した資料を展示

 嬉野地域は、三重県中部を流れる主要河川の雲出川とその支流である中村川流域に位置しています。この地域は、古くから人びとの生活の場として栄えていたと考えられ、縄文時代から近世にわたる数多くの遺跡の存在が知られています。嬉野考古館では、過去におこなわれた嬉野地域内の発掘調査で出土した土器・埴輪・瓦などの考古資料を展示し、この地域の歴史をご紹介しています。

嬉野地域の遠景(阿坂城跡から)
嬉野地域遠景

展示のご案内

 縄文時代から中世(鎌倉・室町時代)にかけて、中村川流域に生きた人びとの歴史・くらしをわかりやすく解説します。とくに、国重要文化財に指定されている、釜生田辻垣内瓦窯跡(かもだつじがいとがようあと)出土の鴟尾(しび)は必見です。なお、片部(かたべ)・貝蔵(かいぞう)遺跡から出土した日本最古級と考えられる墨書土器は、資料保護のため、現在はレプリカ(本物そっくりの模型)を展示しています。

国重要文化財 鴟尾(しび)
しび

展示室のようす 1
tenji2

 天白(てんぱく)遺跡は、嬉野釜生田町(うれしのかもだちょう)にあります。石を円形など様々な形に並べた「配石遺構(はいせきいこう)」や、土偶などが数多く見つかっており、縄文時代後期(約3500年前)から晩期(約2300年前)にかけて、中村川沿いに暮らしていた縄文人たちがマツリに利用した場所と考えられています。見つかった配石遺構は、西日本最大級の規模であることから、平成12年4月に国史跡の指定を受け、平成23年に史跡公園がオープンしました。嬉野考古館では、天白遺跡の発掘調査で見つかった土器や石器などの出土品を展示しています。

展示室のようす 2
tenpaku1
tenpaku2

ご利用のご案内

開館時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分までにお願いします。)

休館日

月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
*休館日に関するお問合せは 嬉野ふるさと会館(0598-42-7000)。

入館料

無料

その他

嬉野考古館には担当職員が常駐しておりません。展示・見学に関するお問合せは、松阪市文化財センター(0598-26-7330)までお願いします。

節電のため館内の照明を消灯している場合があります。その場合は、嬉野ふるさと会館事務室(1階ロビー横)の係員にお知らせください。

嬉野考古館の位置情報