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はじめにあたり、3つほどお話をさせていただきます。
1つ目は、特別定額給付金の話です。後ほど発表項目にもありますが、様々な自治体で、いわゆる公務員に、特別定額給付金10万円が支払われることによって、いろんな話が聞こえておりますが、松阪市の方針を申し上げたいと思います。
12日に行われた二役部長会議でも言わせてもらいましたが、これは個人の自由ではありますけれども、基本的には定額給付金は受け取ってほしいと思っています。その上で、給付された10万円は、この松阪地域で何らかの形で、消費をしてほしいということで、伝えさせていただきました。これは指示というわけにはまいりませんので、お願いということになりますが、必ず各職員に伝えてほしいということで周知したところです。少しでも松阪地域で消費をすることによって生活を支えるということにつながっていくと思うので、違う使い方ではなく、きちんと受け取った上で消費をするということで、松阪市としては職員の皆さんにそういった申入れをしているということでご理解をいただきたいと思います。
それから、2つ目の話しは別資料でも付けてありますが、県道六軒鎌田線の供用開始でございます。
この件につきましては、本来であれば、それなりのセレモニー的なことを行って、大々的に、この供用をアピールしたいところでございますが、こういう時期ですので、なかなか式典を行うことはできない状況です。
しかしながら、この道路が果たす役割は非常に大きなものがございます。約1.4kmの短い区間でありますが、平成7年から25年の歳月をかけて、ようやく供用を開始するという道路でございます。この六軒鎌田線が国道23号まで開通をすることにより、松阪インターからのアクセスがきちんとした幹線道路につながることになりました。
もう一つが、国道42号の松阪多気バイパスが完成したのがちょうど2年前ですが、この道路が完成することによって、松阪市の環状線がほぼこれで完成できたということになります。第1次の松阪環状線は既に近鉄道路沿いでありますけれども、第2環状機能というものが松阪多気バイパスからぐるりと回りまして、この六軒鎌田でもって国道23号へ回ってくるということになります。第2環状がこれでようやく完成をするということになるわけでございまして、この道路の果たす役割は非常に大きいと感じています。ここまでご協力をいただいた地元の皆さん方や、それから、県はじめ、工事関係の皆さん方に心から感謝を申し上げたいと思います。共にこの道路の完成を祝いたいと思っております。
それから、3つ目の話です。
非常に残念な話でありますが、昨日、今年に入り6件目となる交通死亡事故が市内で発生をしております。この事故については高齢の方が夜間に自動車と接触し、死亡事故になってしまいました。この死亡された方は、いわゆる光る素材を身につけてウオーキングをされていたということでありましたけれども、車のライトがロービームであったことと、左側通行をしていたということが事故の主な原因であろうということで報告を受けております。非常に残念な話でありますけれども、松阪の交通死亡事故は、既にもうこれで今年に入り6件ということでございまして、半年を待たずして一昨年の6件と同じ数字になってしまったということで、さらに交通安全の啓発に努めていきたいと考えております。