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昨日はノーベル化学賞受賞という非常にうれしいニュースが飛び込んでまいりました。テレビや新聞報道を拝見して、特に印象に残ったのが吉野彰さんのあの笑顔ですね。本当にいい笑顔をしていまして、カラオケが大好きという話や、若い研究者に優しくいろんな示唆を与えているという話を聞くと人柄のすばらしい方で、その人柄がいろんな連携を呼んで、今回の受賞に結びついていると感じました。そういう姿を見ると、連携の大切さというのは我々の自治体も大いに学ぶべきところだという感じがいたします。まずはさまざまな地域と連携をすることによって新たな価値を見出していければなということを改めて感じたところです。
それから、一つ心配な話題なのが週末に来る台風19号でございまして、非常に大型で今まで来た中でも最大級ということが言われています。今の予測でいきますと関東方面へ上陸するコースで、直撃は避けられそうですが、こればかりはどうなるかわからないので松阪市も十分な警戒をしていきます。週末、特に12日土曜日が最接近という予報が出ていますので不用不急の外出につきましては控えていただくよう注意喚起をしっかりやっていきたいと考えています。
話題は変わりますが、この話が決まってから私もずっと心配していたことです。何かといいますと幼保一元化の話題です。幼保一元化が、この10月から施行されまして、10月1日から15日までの2週間の期間で、来年度の保育園、幼稚園の申し込みが始まりました。現在の状況を申し上げますと、各振興局のデータはないのですが、本庁のこども未来課の分だけでいいますと、10月9日時点でこども未来課へ受け付けをされた方が734名です。昨年と比較して、どう変わっているかといいますと、昨年はこの時点で624名でした。差し引きしますと、10月9日時点で受け付け人数は110人多くなっています。このことから考えますと、もしかして大量の待機児童が出るという事態になることを、今、非常に心配しているところでございます。このまま保育園へ大量に入園の希望が殺到すると、待機児童がどうしても出てくるという事態になります。かたや幼稚園のほうに、今までのような形で申し込みをしていただけたら、松阪市の場合はそれなりの均衡を保っておりますので、何とか子どもたちを受け入れることができるかなというところで、推移を見守りたいと思います。このことに関しましては、集計ができ次第、どういった形になるか、さらにはその対策等についても検討が必要かと思っております。現在まだ途中でございますので、推移を見守りながら早く的確にその需要というものを捉まえていきたいと考えています。