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<市長コラム>祝 国宝指定!!宝塚一号墳出土埴輪

ページID:0155005 更新日:2024年5月1日更新 印刷ページ表示

このたび、国の文化審議会から文部科学大臣に答申があり、松阪市が所有する船形埴輪(ふねがたはにわ)などが、地方自治体所有の埴輪として全国で初めて「国宝」に指定されることが決まりました。

あらためて皆さん、松阪市の船形埴輪ってご存知ですか?
船形埴輪は、「宝塚古墳」の保存・整備のため、平成11(1999)年から平成15(2003)年まで実施した発掘調査で発見されました。
当時は「前例のない大形の船形埴輪の発見!」として全国からも注目を集め、平成18(2006)年には国指定重要文化財に指定されるなど、松阪市が所有している大切な埴輪です。
今回、船形埴輪を含め宝塚古墳で発見された全278点の出土品が「国の宝」として認められ、未来の子どもたちに残せることは、本当に誇らしく、嬉しい気持ちでいっぱいです。

発掘調査の開始から25年、これまで関わりをいただいた多くの皆さまに、あらためて感謝を申し上げます。
現在、実物の船形埴輪は、指定手続きと展示のために東京国立博物館にありますが、5月中には松阪に戻ってくる予定です。
「国宝」としてしっかりと保存・管理を行うとともに、松阪市のための積極的な活用もしていきたいと思っています。

まずは、市民の皆さまにご覧いただくため、文化財センターで展示の準備を進めています。
準備が整いましたら広報まつさか等でご案内しますので、私たちの宝、そして国の宝となった「国宝船形埴輪」の展示まで、今しばらく楽しみにお待ちください!!

宝塚一号墳出土埴輪の画像

宝塚一号墳出土埴輪