令和２年度完成工事表彰式

完成した建築工事

隣接する既設校舎を使用しながら新校舎を新築する工事でしたが、テストなどの授業内容より振動騒音のする作業工程を調整するなど、学校運営に配慮して工事が進められました。
作業ヤード内に地域が利用する道が横断している状況でしたが、道を使用する際は極力通行止めとならないようヤード内に迂回路を設け、学校や地元住民へ周知を徹底し良好な関係で工事が進められました。
鎌田中学校の生徒にサインのデザインを一部協力してもらうことで、新校舎改築事業の方針に沿い協働して進められました。
鎌田中学校の生徒に向けた現場見学会の開催や津工業高校及び伊勢工業高校の生徒に向けた現場見学会の協力などが行われ、説明や見学により公共工事のイメージアップに貢献されました。

表彰を受ける北村取締役社長

表彰を受ける東技術者（代理：山本氏）

表彰を受ける角谷技術者

完成した舗装工事

『選定理由』

工事に伴う施工状況もよく関係書類も見やすく整理されていた。
各工程も期間内に完了し、良好な施工に努められた。
主任技術者として工事内容をよく理解し工事中の連絡調整においても十分に行われ、積極性・協調性も良かった。
出来形管理及び品質管理においても適切に管理され、管理書類も見やすく整理されていた。

表彰を受ける森下代表取締役

完成した機械設備工事

『選定理由』

隣接する鎌田中学校（既設校舎）を運用しながらの大規模工事に対し、建築・電気設備工事との工程等調整を円滑に行うことができていた。
施工内容の確認・提案が分かり易く適切であり、工事進捗に併せ適切に判断・決定ができた。また、関係諸官庁との協議を適切な時期に行い工程調整を行えていた。
体育館・武道場等の一部流用する施設に関して、給水・消防設備等の取り合い切替を現状調査・精査を精度よく行い、支障なく施工できていた。
各施工の進捗状況に併せて品質管理・チェックを行い、変化する施工状況に随時対応できていた。
構内敷地における工事の中で、学校職員・生徒に対する安全対策を全工事期間中徹底することができていた。

表彰を受ける岩出代表取締役

完成した電気設備工事

『選定理由』

隣接する鎌田中学校（既設校舎）を運用しながらの大規模工事に対し、建築・機械設備工事との工程等調整を円滑に行うことができていた。
工事進捗に併せて提出書類が速やかに提出され、内容も明瞭であった。また、施工内容の確認・提案についても発注者の意図を考慮した適切なものであった。
体育館・武道場等の一部流用する施設に関して、電源・信号等の取り合い切替を現状調査・精査を精度よく行い、支障なく施工できていた。
新築鎌田中学校はコミニティースクールとなることから、地域スペースに関して運用方法を考慮した設備にするよう随時連絡調整を密にし、対応できていた。
構内敷地における工事の中で、学校職員・生徒に対する安全対策を全工事期間中徹底することができていた。

表彰を受ける長谷代表取締役

完成した上水道工事

『選定理由』

工事箇所は地元住民が生活するための狭あい道路であったが、地元への周知や調整をしっかり行い、苦情もなく工期通りに完成させた。
多種多様な店舗が多く、それぞれの店舗の休業日に合わせて工程をくみ、遅滞なく施工を進めていた。
工事現場の道路側溝の清掃を行うなどの地域貢献に努めていた。
提出書類についても、その都度速やかに提出され、見やすく整理されており、品質・出来形・写真管理についても良好であった。

表彰を受ける田口代表取締役

完成した建築工事

『選定理由』

現場への入り口には、安全を促すアナウンスが流れる仕組みになっており、安全に工事を実施する工夫がされていた。結果、事故もなく無事完了する結果となった。
定期的に工事の進捗状況や工事内容等の情報発信として、天白小学校や天白キッズに「工事便り」の発行を行い、給食センターが出来るまでの流れを伝えながら工事を進めていた。
鉄骨部材は、柱部材を冷間成型角型鋼管BCRまたは既成型H型鋼とすることで、発注から工場納入期間を短縮し、限られた工期内での施工を実施できた。
ご意見箱を設置し、近隣の居住者が意見を出しやすいように努め、地域とのコミュニケーションをとれる体制づくりを行っていた。
近隣住民への配慮として、超低騒音・低騒音型機器の使用により、工事期間中の騒音を85ｄB以下に抑えいていた。（騒音計にて測定）
「5R運動」の展開により建設副産物の削減・再利用等を行い、環境保全にも努力し工事を進めていた。

表彰を受ける北村取締役社長

完成した空調設備工事

『選定理由』

工事の対象が市内小中学校45校における普通教室等695教室と非常に多く、契約工期も令和2年2月7日から令和2年8月31日までと、非常に短期間であったにもかかわらず、学校運営を妨げることなく、また、大きな事故もなく工事を完了した。
学校運営を妨げることのないよう、原則土日及び長期休暇中において工事を行ったが、その際、学校と綿密な調整を行い、理解を得た上で工事を行っていた。
設計と施工が同時に進行するような工事スケジュールであったが、施工方法について疑義が生じた場合は、発注者と協議の上、迅速かつ丁寧に対応をしていた。
5社の事業グループにより各担当校を施工していたが、各社に対する指摘事項を代表企業が迅速に他の事業者に情報共有を行い、事業グループとしての施工に差が出ないよう努めていた。
本事業はDBO方式を採っていることから、民間企業のノウハウを活かし、VE案等の提案をすることで事業の早期実現及び財政負担の軽減に努めていた。また、施工完了後の維持管理も見越した丁寧な施工を行っていた。

表彰を受ける岩出代表取締役