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銅鏡

ページID:0111850 更新日:2019年10月29日更新 印刷ページ表示

三雲管内

96-174
銅鏡
(どうきょう)

市指定有形文化財

概要

1面/平安時代/曽原町 法性寺/直径12月2日センチ 縁高1月2日センチ/昭和37年11月15日

 縁は直角式の中縁に近いが、内側には傾斜がある。裏面の鈕(ちゅう)の回りには鴛鴦(おしどり)が配置され、その周囲を唐草文で埋める。鏡面には三尊仏の毛彫りがあり、中央に阿弥陀如来、左に千手観音、右に薬師如来を配する。阿弥陀如来の上には天蓋があり瓔珞(ようらく)の表現がある。
 鏡面は毛彫りの後に研磨され、三尊仏は不鮮明な箇所がある。鏡は全体として歪んでいる。経塚などの埋納物であったものが、何らかの理由によって法性寺へ伝わったものと考えられる。

銅鏡