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CKD(慢性腎臓病)予防事業

ページID:0152558 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

CKD(慢性腎臓病)とは

CKD(慢性腎臓病)は慢性に経過する全ての腎臓病のことをいいます。糖尿病や高血圧などの生活習慣病や慢性腎炎、加齢などさまざまな原因で腎臓の機能が低下してしまった状態がCKDです。例えば糖尿病になると、腎臓の中の血流バランスが崩れ、繊細な糸球体に過度な圧力がかかり、ダメージを受けます。尿にタンパク質が混じるようになり、この状態が長く続くと、糸球体が少しずつ壊れていき、十分に尿をつくることができなくなってしまいます。その結果、余分な水分や塩分、老廃物が体内に蓄積されてしまうのです。

CKDが進行するとどんな症状がでるの?

CKDの初期には自覚症状が全くないことがほとんどです。腎臓は一定のレベルまで悪くなってしまうと、自然に治ることはありません。自覚症状がないだけに知らないうちにどんどん進行してしまうのです。
進行すると現れる症状としては、夜間の尿が増えたり、立ちくらみや貧血を起こしたり、手足のむくみや疲労感、息切れなどがあります。

CKDの進行で現れる症状

  • 夜間の尿が増える
  • 立ちくらみや貧血を起こしやすくなる
  • だるさを感じる(疲労感)
  • 手足がむくみ、指輪や靴がきつくなる
  • 息切れする

症状がないからといって診察や治療を受けなかったり、生活習慣を改めなかったりすると、気付かないうちに腎臓の状態が悪化することがあります。高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかっていると、CKDを発症する可能性が高まるといわれています。そのため生活習慣病の原因となる肥満や喫煙、過度の飲酒、ストレスなどにも注意が必要です。また、腎臓は加齢とともに機能も低下しまうので、高齢者ほどCKDを発症する確率が高くなります。

CKD予防事業

松阪市ではCKD予防事業として前年度の特定健康診査の結果、CKDが疑われる対象の方へ個別通知を行い、医療機関への受診勧奨と希望者の方へ保健指導を実施しています。健診結果でご心配がある方はいつでもお気軽にご相談ください。