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松阪赤菜は「みえの伝統野菜」に登録されている松阪市原産の野菜です。
戦国武将で松阪の開祖・蒲生氏郷が400年ほど前に地元近江の国(現在の滋賀県)から持ち込んだとされています。
35年ほど前に生産者減少などの理由により流通が途絶えてしまいましたが、紅工房という生産者グループが松阪市と協力し、平成13年ごろより栽培を復活しました。
松阪赤菜は、滋賀県の伝統野菜・日野菜の原種とも言われていて、見た目は、根と葉の軸が美しい紅色をしており、漬け込むと紅色がより鮮やかになります。
シャキシャキとした歯ごたえで漬物して加工されることが多い野菜です。
あっさりとした塩辛い味でお肉によくあうため、地元松阪牛の老舗店でも漬物としてふるまわれています。