クーリング・オフ制度とは

印刷用ページを表示する掲載日:2014年4月15日更新

クーリング・オフとはなんだろう?

なんでもクーリング・オフできるか?

通信販売の場合は?

使用してしまった場合(消耗品等)

クーリング・オフできない取引内容

クーリング・オフのやり方

クレジット契約をしている場合

クーリング・オフはがきの書き方

よくある質問

クーリング・オフとはなんだろう?

訪問販売や電話勧誘などの不意打ち的な勧誘にあったとき、自分の意思がはっきりしないまま契約をしてしまうことがあります。そんなとき、消費者が「頭をひやして考えなおす」ために導入されたのが、クーリング・オフ制度です。法律で定められた期間内(おおよそ1週間くらいが多い)であれば、書面で契約を解除するむねを通知することで、「無条件に」契約の取消しをすることができます。

なんでもクーリング・オフできるのですか?

すべての契約がクーリング・オフで解除できるわけではありません。クーリング・オフできる主な取引内容はつぎのとおりです。期間は契約書面を受け取った日から数えます(受け取った日も期間に含まれます)。

 訪問販売・・・期間8日間 (家に訪問があり勧誘され契約してしまった)

 電話勧誘販売・・・期間8日間 (電話で商品の勧誘があり契約してしまった)

 特定継続的役務提供(※)・・・期間8日間

※エステ、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービスの継続的な契約。クーリング・オフ期間が過ぎていても、法定の損害賠償額を払えば中途解約ができる)

 訪問購入・・・期間8日間 (例:家に買取訪問があり、宝石や着物を買い取られた)

 連鎖販売取引・・・期間20日間 (マルチ商法のこと)

 業務提供誘引販売取引・・・期間20日間   (内職商法、モニター商法)

お店に行って購入した商品はクーリング・オフできません。クーリング・オフは不意打ち的な勧誘にあったときに用意された消費者保護の制度です。お店に行って購入した場合は、自分で選んで購入しているため、その対象とならないのです。もし、返品したいときはお店側との相談になります。

通信販売もクーリング・オフできますか?

通信販売はクーリング・オフの対象外です。例えばネット通販などは、自分で商品を確認して購入できるため、不意打ち的な形での契約にはならないからです。ネット通販などは、返品の条件が記載されています ので、もしものときのために返品条件はよく確認しておきましょう。

電話勧誘で購入した健康ドリンクを飲んだけどクーリング・オフできますか?

化粧品や健康食品などの消耗品を使用してしまったときは、クーリング・オフができなくなりますので注意してください。しかし、商品の包装状態などによっては、一部クーリング・オフできる可能性はあります。例えば、健康ドリンク5箱の内1箱あけて1本だけ飲んだときは、1箱分は難しいですが、残り4箱分についてはクーリング・オフできる可能性があります。

こんなときはクーリング・オフができません

  • 路上の客引きで入った飲食店での注文など
  • 自動車や自動車リース
  • 葬儀、電気、都市ガス
  • 化粧品、健康食品などの消耗品を使用、消費してしまった場合
  • 3,000円未満の現金取引(全額払っていないときはクーリング・オフ可能)
  • 訪問購入の場合で自動車(二輪除く)、大型家電、家具、書籍、DVD、ゲームソフト類、有価証券
  • インターネット回線などの通信サービスの契約

クーリング・オフはどうやってするんでしょうか?

はがきに契約を解除したい旨を書いて、特定記録郵便(発送記録、投函記録が残る)か、簡易書留(発送記録、受取状況の記録が残る)で送ります。送ったら原本は残らないため、送る前に、はがきの裏表をコピーして保管しておきましょう。

内容証明郵便(発送記録に加え、書いた内容まで記録に残る)でもよいです。

また、クーリング・オフ期間は到着日でなく発送日で見ますので、いつ送付したかが重要になります。だから記録に残る形で送るのです。

クレジットで購入したけど、買った先にはがきを送るだけでいいのでしょうか?

クレジットカードなどで購入した場合は購入先に通知するのに加え、クレジット会社にもはがきで通知しましょう。クレジットで購入した場合、購入先との売買契約があるのに加え、クレジット会社に対しても立替払いの契約をしていることになりますので、購入先との契約を取り消しするのに加え、クレジット会社との間にした立替払いの契約についても取り消す必要があるのです。

クーリング・オフのはがきに何を書いたらいいのでしょうか?

通知例は次のとおりです。クーリング・オフ用の専用用紙は特にありませんので、手書きでもかまいません。

販売会社への通知はがき

郵便はがき

□□□-□□□□

住所    ○○○○    ○○○○

 

(会社名) ○○○○株式会社

       代表者     様

 

 

 

 

販売会社への通知はがき

 

通知書 

次の契約を解除します

 契約年月日  平成○○年 ○月 ○日

 商品名     ○○○○

 契約金額    ○○○○円

 販売会社名  ○○○○株式会社

 (担当者名)  ○○

支払い済みの○○○○円を返金し、商品はお引取りください。(←この文面は支払いがまだで商品も受け取っていないときは不要です)

平成○○年 ○月○日

 (契約者)

 住所  ○○○○○○

 氏名  ○○ ○○

 

 

クレジット会社への通知はがき

郵便はがき

           □□□-□□□□

住所    ○○○○○○○

 

(会社名) ○○○○株式会社

              御中

 

 

 

 

 

クレジット会社への通知はがき

 

通知書 

次の契約を解除します

 契約年月日  平成○○年 ○月 ○日

 商品名       ○○○○

 契約金額      ○○○○円

 販売会社名    ○○○○株式会社

 (担当者名)    ○○

 クレジット会社名 ○○○○株式会社

 

平成○○年 ○月○日

 (契約者)

 住所  ○○○○○○

 氏名  ○○ ○○

 

クーリング・オフのはがきは期間内までに相手に届かないと間に合わないのでしょうか?

期間内に発送すればいいです。期間内に相手に届いていなくても有効です。期間内に発送したことを記録に残すために特定記録郵便や簡易書留で送りましょう。

クーリング・オフの期間は契約書面をもらった日からですが、まだ契約書面をもらっていません

契約書をもらっていなかったり、契約書に書かれている価格や数量などに不備があったとき、クーリング・オフの妨害にあったときは8日間などのクーリング・オフ期間を過ぎても、クーリング・オフは可能です。

クーリング・オフ以外に取り消しはできないのでしょうか?

クーリング・オフ以外にも取消を主張できる場合があります。

  • 商品に関する重要なことで事実を違うことを言われたとき
  • 「必ずもうかる」など不確実なことを確実であると断定した形で言われたとき
  • 不利益になることを告げられなかったとき
  • 帰ってほしいといっても帰ってくれず、しつように勧誘を受け契約させられたとき
  • 帰りますといっても帰らせてもらえず、しつように勧誘を受け契約させられたとき
  • クーリング・オフできるのに、「できません」といわれ、クーリング・オフを妨害されたとき

また、学習塾などの特定継続的役務提供については解約料金がかかりますが中途解約できます。他にも取り消しや無効を主張できる場合がありますので、お困りのときは一度ご相談ください。

商品を返すときはこちらが郵送料を負担しないといけませんか?

クーリング・オフしたときの商品の引き上げについての費用は販売会社が負担します。

ただし、通信販売(クーリング・オフできない)で購入した商品を返品するときの送料は購入者が基本的に負担します。 

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