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市長定例記者会見 発言要旨(平成28年9月16日)

印刷用ページを表示する掲載日:2016年8月8日更新

《所感》

 

 本日は、お忙しい中定例記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

 まず、この週末の19日には土性沙羅選手のパレードと、金メダルを祝う会を開催する予定になっています。台風16号の影響が非常に心配されますが、たくさんの方々にお越しいただき、お祝いしたいと思います。

 次に少し残念な話ですが、今月に入り死亡事故が発生し、1月から累計で7名の方がお亡くなりになっています。今年は特に交通安全に力を入れていますが、残念ながら去年よりも早いペースとなっています。間もなく秋の交通安全運動も始まりますが、一層の注意喚起を呼びかけていきたいと思います。

 8月の末から9 月20 日にかけて、シンガポールに行ってきました。日本外食ベンチャー海外展開推進協会が、シンガポールの伊勢丹で事業展開を行っている、「ジャパンフードタウン」の「松阪牛フェア」で、トップセールスを行うことが目的でした。松阪牛の輸出については、非常に期待しています。前から話していますが、これから松阪牛を世界ブランドとして戦略的に仕上げて行きたいと思います。特にアジアでは、香港、シンガポールをターゲットと考えており、ジャパンフードタウンでのこの取り組みが成功し、需要が高まれば、定期的な出荷のための具体的協議も進めたいと考えています。

 昨年10月5日、市長に就任しました。議会で決算審査中ですが、この決算審査が終われば就任して1年となります。

 この1年間振り返りますと、非常に忙しい1年だったというのが第一の感想です。ほぼ休みなく1年間が過ぎ、走りながら考えるという状態に近いものでした。おかげで指示したことを忘れる等失敗も間々あり、反省すべきところもありました。ただ、市役所の職員は非常に優秀で、指示したことがきちんと伝わり、的確に遂行してもらったという印象を持っております。

 就任以来、誰のため、何のためということを言い続けてきました。そのために、原点へ帰ろうという主張をしてきました。今年の4月1日、初めての試みでしたが、新規採用職員を含めた全職員を5階正庁に集め、新年度の訓示を行いました。この市役所の風土を変えていこうという話です。特に役所は、あれはダメ、これはダメと、いろんな理由を並べできないという話がよくあります。そうではなく、どうしたらできるか、言わば挑戦する気概を持とう、チャレンジをしよう、もし失敗すれば、その責任は長である私が負います、皆さんはチャレンジをしてくださいという話をしました。一朝一夕に変わるものではありませんが、これを言い続け、風土を変えていくための努力を続けたいと思います。

 これを踏まえて、事務事業の総点検を行っています。いつその事業が始まり、どういう経過をたどり、誰が対象者で、事業の成果などを数字で表すという作業です。これによって、自分たちがやっている仕事は何なのかを明確にする事業の点検行っているところです。まとまった段階でいずれ報告する機会があろうと思います。

 印象に残った出来事を幾つか話したいと思います。

 まず、対外的な話ですが、この5月のサミットです。特に松阪にとって大きな成果は、サミット期間中、計6回の食事を提供する機会の中で、全てに松阪牛を使っていただいたということです。これに関しては、政府並びに三重県に非常に感謝をしているところです。

 松阪からもたくさんの生徒さんが行っている相可高校の食物調理科の生徒たちが、食事を提供するチャンスがあったということで、非常に嬉しいニュースでした。

 また、このサミット期間中、ベトナムの閣僚級の方々が松阪市を訪問しました。アウトリーチ国も含めて、伊勢志摩以外に訪問を受けたのは松阪市だけでした。松阪市とベトナムは、ホイアン、角屋七郎兵衛を通じ、観光関係の交流を続けていますが、今後さらにきずなを深めていきたいと思っています。

 松浦武四郎の生誕200年を再来年に迎える中で、この8月に北海道の高橋知事を訪問し、武四郎のドラマ化であるとか様々な連携交流について協力要請を行いました。高橋知事からは、非常に快い承諾のお返事をいただきました。

 さらに、土性沙羅選手が松阪市で初めての金メダルを持って帰ってきてくれました。私としては、市民挙げて祝福をしたいと思い、この19日に皆様とお祝いしたいと思います。今まで何度か市役所を表敬訪問という話もありましたが、19日に市民挙げてお祝いし、市民栄誉賞をお渡しする場面で、金メダルを獲得して初めてお会いする機会にしたいとお伝えしています。非常に楽しみにしています。

 市役所内部に関してまず1つには、就任後空席であった副市長に、12月山路副市長に就任いただいたことです。これによって組織が形としてまとまったという印象を持ちました。職員もそういった印象を持ったのではないかと思います。

 次に総合計画の作成です。5,000人アンケート等を含め、この1年、総合計画の作成に関して相当なエネルギーを使ってきました。骨子案に対する聞き取りを2月3月に市内10所で行いました。できあがった骨子案について市内16カ所で意見聴取を行い、中間案という形でお示しをしています。この11月議会に最終案を提示できるよう作業を進めています。先ほど申し上げました事務事業の総点検も、並行しながら作業を進めていますが、ある程度継続的な取り組みということも考えていきたいと思います。

 それに、イクボス宣言についてです。4月の人事異動で女性の登用をさらに進めたいと検討し、本庁の部長級に女性を据えるなど、新たな登用を始めました。その中で7月に私自身がイクボス宣言をし、8月には管理職全員がイクボス宣言を行う事で、市全体で取り組む体制を作ってきました。

 いろいろ申し上げましたが、まさしく種をまく1年間だったと思っています。これから実施計画、あるいは来年度の予算編成という議論が深まってきます。平成29年度に向けて、組織の再編や新たな事業の創設などを進めていきますが、誰のため、何のためということをより明確に、鮮明にするような事業展開をしていきたいと考えています。

 少し長い前置きになりましたが、私なりの1年を振り返ってということでお話をしました。

 

《発表事項》

1.松阪市新総合計画「10年後の将来像」及び「サブタイトル」の決定並びに表彰式の開催について

 総合計画を作成するにあたり、7月12日から8月31日まで募集を行い、「10年後の将来像」に23件、サブタイトルに16件の応募をいただきました。

 以前これらについては、総合計画審議会で決めていただくのがいいのではと話をしましたが、審議会の佐藤委員長をはじめ委員の皆様から、審議会は諮問に対して答申をするところで、市長が決めるべきではないかとお返事をいただきました。そのこともあり、将来像、それからサブタイトルについては、私が選びました。

 「10年後の将来像」では、「ここに住んで良かった・・・みんな大好き松阪市」を採用しました。今回の16カ所の懇談会では、人口減少を危ぶむ声が多く、さらには自分たちの生活の中の不安など、さまざまな意見をいただきました。私としては、それら一つ一つをきちんと解決し、積み上げることで、このまちに住んでよかったと言ってもらえるような10年後を目指したいと思います。また、地域に愛着を持って過ごしていただくことも非常に大事ですので、「ここに住んで良かった・・・みんな大好き松阪市」というフレーズを選びました。

 サブタイトルでは、特に表現として、バージョンアップという言葉が非常に印象的でした。現状維持でこれからの厳しい10年間を乗り切ることは不可能です。さまざまな形でバージョンアップを図る努力が最も大切と感じています。その意味から「住みやすさ進行中! バージョンアップ松阪」をサブタイトルに選びました。

 表彰式は、10月6日11時から市長応接室で行いますので、ぜひ参集いただきたいと思います。

 

2.「高校生(松阪工業高等学校)と松阪市の未来を語る会」の開催について

先ほども説明しましたが、松阪市の未来を語る会では、7月12日から8月24日までの間市内16カ所で、延べ684名の方に参加いただき開催しました。資料にもありますが、50代から70代の参加者がほぼ8割を占めていた状況です。懇談会での意見でもありましたが、若い方の意見をもっと吸い上げる機会をつくったらどうだという意見もいただきました。今開催しています松阪市の推進会議においても、総合計画について若い世代への周知や市政への参画について、多々ご意見をいただいたところです。そういった声をいただく中で、今回、高校生と松阪市の未来を語る会を開催することとなりました。

 昨年まで政策コンテストで、高校生も参加をいただける機会を設けていましたが、松阪高校、三重高校の皆さん方には参加いただいていた経緯もありましたので、今回は松阪工業高校の皆様方に意見をいただく機会としました。

 未来を語る会の開催結果についてですが、意見が多かった順に上から並べています。まずは防災対策の充実についてで、この4月の熊本地震の影響もあったかと思いますが、防災対策についての意見が各所で聞かれました。

 それから、道路、河川の整備についてで、やはり自分たちの住む地域のインフラ整備の要望も多く聞かれました。

 さらには、人口減少と少子高齢化社会への対応についてで、地域の切実な意見をいただいたと感じています。特に飯高の会場で発言された方が多く、「10年後の未来というが、住んでいる集落は10年後にあるかどうかわからない」との発言もあり、それだけ高齢化が深刻な状況という意見を伺っています。

このほか、住民協議会、救急医療、産業の活性化等々、さまざまなご意見をいただきましたが、今までになかった新しい問題として出てきたのが空き家対策です。中心市街地、山間部問わず、全ての地域で空き家対策について意見をいただきました。空き家について地域の皆さん方が、非常に危機感を覚えていると私も認識を持ったところです。

 最後に、全体的な感想として、未来を語る会が大変よかった、よかったとの回答が約8割あり、私が直接地域へ出向き、皆さん方と懇談をする機会に関して8割の方に評価をいただいたと考えています。今後定期的に出向いて話を聞く機会をつくっていきたいと思います。

 

3.松阪牛まつりの開催について

 今年も松阪の牛まつりを開催します。11月27日日曜日に松阪牛の共進会に併せた開催で、今年のクイーンを決定するイベントです。

 牛まつりでは、さまざまなイベントを実施します。例えば松阪牛と松阪茶を食材とした相可高校の生徒さんによる料理提供、市内の3店舗が出店する焼肉コーナー、松阪牛の生産地域より43店舗が出店する特産品横丁などです。

 また、毎年大好評なのが、先着2,000名様に振る舞う松阪牛のすき焼きの大試食会で、今年も実施します。このコーナーは、朝7時から整理券待ち行列ができる人気イベントで、楽しみにされている方がたくさんみえます。お楽しみいただきたいと思います。

 また今年初めて実施するのが「伊勢志摩サミット記念 子ども料理教室」です。相可高校の生徒がサミット時に振る舞ったすき焼きを、生徒が指導して、子どもたちが作るイベントです。40名定員で募集しますので、周知にご協力をお願いします。

 

4.平成29年度採用 松阪市キャリア職員の募集について

平成29年の採用予定者のキャリア職員の募集についてです。

 一般採用については、今年度より採用年齢を28歳から35歳まで年齢制限を上げました。今回募集しますキャリア採用につきましても、今まで44歳であったものを50歳まで引き上げて募集します。

 年齢を引き上げたことで、キャリアを積んだ方の受験が増えるかと思いますので、社会人としてのキャリアを相当重視しながら選考したいと考えています。

 10月3日から受け付けが始まりますので、ぜひともご周知をよろしくお願いします。

 

5.教育委員会委員候補者公募

今の教育委員長は4年前に公募で選出された委員で、来年2月に4年の任期を終える予定です。引き続き公募で委員を選出したいと考えており、この度募集いたします。

 11月1日から募集を開始しますが、応募要件は市内在住の小中学校の保護者で、毎年数回程度会議に出席が可能な方。日本国籍を有し、29年2月26日時点で満25歳以上の方となっています。学歴は不問でございます。それから、地教行法の欠格事項に当たる方や破産者で復権していない方、または禁錮以上の刑に処せられた方は応募できません。

 そして今回は応募資格に女性と限定し、男女共同参画という観点から、今回特に女性に教育委員をお願いしたいと考え、限定させていただきました。

 

6.松阪市公式キャラクター「ちゃちゃも」のピンバッジを職員に配布します

 職員自らが松阪市並びにちゃちゃものPRを行うため、松阪市の観光協会が作成しました松阪市の公式キャラクターであるちゃちゃものピンバッジを職員に配付します。

 松阪市に市章はありますが、市章バッジは作成していません。市章バッジ代わりに、このちゃちゃものピンバッヂを職員が普段から付けることにより、さまざまな場面で松阪市やちゃちゃものPRしていこうと考えています。また、各種のイベントなどの景品等にも使用するなど、あらゆる使い方をしていきたいと考えています。

 対象は正規職員と非常勤職員等で、配付予定数は1,200個で、予算は38万9,000円で、今年度の当初予算にすでに計上しています。

これから上着を着用する季節となりますので、これからPRをしていく形にしたいと思います。

 

【質疑応答】

<松阪市新総合計画「10年後の将来像」及び「サブタイトル」の決定並びに表彰式の開催について>

Q.サブタイトルと10年後の将来像は、市長が直接決めたというですが、1番はわかりやすかったということですか。

A.極力皆さんにわかりやすい言葉を選びました。ここに住んでよかったとわかりやすく、いい言葉だと思います。10年後、ここに住んでいてよかった、みんな大好き松阪市という、本当に郷土愛に満ちあふれた言葉だと高く評価をしました。

 

<平成29年度採用 松阪市キャリア職員の募集について>

Q.前年の社会人採用の実績を教えてもらえますか。

A.昨年は、事務職が54名の応募がありまして、採用が3 名、土木職が10名の応募で2名、建築職が3名の応募がありましたが、採用に至りませんでした。保健師も2名の応募がありましたが、採用に至りませんでした。

 

<教育委員会委員候補者公募>

Q.今、教育委員会の男女別は何人ですか。

A.教育長を含め男性3人と女性が2人です。

 

<松阪市公式キャラクター「ちゃちゃも」のピンバッジを職員に配布します>

Q.配布されるバッジですが、着用する強制力的なものはありますか。全員がつけないといけないとか市章バッジと同じような扱いになるのか、それとも任意でということなのか、どういった扱いになりますか。

A.あくまで任意です。観光協会で売っていますので、市章ではありません。あくまで任意ではありますが、PRをみんなでしようというものです。

 

<その他:市長就任後1年間を振り返って>

Q.1年間の振り返りで、指示したことを忘れて失敗をすることもあったとありましたが、どういう指示ですか。

A.打ち合わせで物事が決まった事などで、しばらくして別の指示をしてしまったことです。「以前打ち合わせでこう言っていましたよ。」と職員から指摘されることがありました。

 

Q.国や県との役割分担もあるかと思いますが、これまでを振り返って、今後どうしたらいいとお考えですか。

A.まず、市長に就任してから早速、定住自立圏協定の締結式があり、松阪市、多気郡の3町と定住自立圏協定を締結しました。この1市3町は、同じの生活圏の中でそれぞれの自治体が行政を行っています。

 そういった意味から、医療、観光などを大きな柱として定住自立圏協定を締結しました。これを契機として、さまざまな連携をやっていこうと多気郡の各首長と話を進めています。

 三重県については、就任して2カ月後の12月に知事との1対1対談の中で、さまざまなお願いをしました。例えばインフラ面に関しては、松阪市は非常に床上浸水が多いということで、床上浸水ゼロを10年間で何とか達成をしたいと知事に提案を申し上げました。知事から早速この1月に双方で協議し、現地の調査を行いました。そして2月には浸水対策の検討会が発足しています。今年度我々と県で、床上浸水ゼロについて、さまざまな取り組みをやっています。

こういった検討会では、事務局を市が担うことが一般的ですが、今回は県の松阪建設事務所に担ってもらっています。このことは非常に大きな意味のあることだと考えています。市からの申し入れた話ですが、県が主体的に捉えて進めている現れで、非常に連携よく作業を進めているところです。

 もう一つ申し上げると、8月に行われた知事との1対1対談の時に、シンガポールへの松阪牛輸出解禁に向けて2国間の協議を進めてほしいとお願いしました。知事は、早速9月8日農林水産大臣を訪れ、松阪牛の輸出解禁について強烈にアピールをしていただきました。大臣のほうからも非常にいい返事をいただいたと報告を受けています。

 そういった意味から、近隣の町、広域自治体である県と、非常に良好な関係のもと、タッグを組んでさまざまに連携していると感じており、新米の市長ですけれども皆さん方に支えられていることに感謝しています。

 

<その他:観光交流拠点と海上アクセスについて>

Q.前市長から方針が変わったと思うのは、観光交流拠点や海上アクセス、それから休日急患、医療問題などありますが、継続する政策よりは摩擦もあるかと思いますが。その辺りついてのご感想というのはいかがでしょうか。

A.観光交流拠点については、何回か議会でも返答していますが、あまりにもタイトなスケジュールで進めていると思います。就任して驚いたのがこの交流拠点です。この他福祉会館のエレベーターについて、この秋から部品製造の関係で使用できなくなるとか、各部局さまざまな緊急の課題の報告がありました。きちんとしたまちづくりのグランドデザインも描けないまま、タイトなスケジュールでやることには問題があると思いました。まずはまちのグランドデザインをつくった上で適正な配置をやっていく必要があると思い、一度立ちどまって考えようと申し上げてきたところです。

 今日、全員協議会がございますので、まだ完全なものではありませんが、一定の方向の話をさせていだきます。

 

Q.海上アクセスについてはいかがですか。

A.海上アクセスにつきましても、これも市長に就任して来年の12月に協定が終わりますが、どうしますかという話でした。

 私は、まずは市民の皆さんの意向が非常に大事だと考えました。利用しているのは市民であり、この施設に関わる観光等の産業界です。まずか皆さん方の意向を確認する作業が必要と考え、5,000人アンケートや、商工会議所等々の経済団体に聞き取り等行ったということです。

 運航協定は、12月19日が期限ですので、それに合わせて物事を決めていかざるを得ないと考え、午後からその方向について話をします。

 

<その他:三越伊勢丹の出店について>

Q.この9月で三越の出店を含む連携協定から2年になります。協定自体は前市長の時代ですが、継続して誘致はされているのでしょうか、現在の進行状況を教えてください。

A.現時点で皆様に公表するという内容はありません。この手の話は、ある程度水面下での交渉が必要であると考えています。話的には、それなりに進行はしています。いずれ皆様方に何らかのアナウンスができると考えています。

 

<その他:総合窓口の設置について>

Q. 就任直後にすぐやりたいこととして、何でも相談室の開設、各種窓口を午後8時まであけるということをおっしゃっていましたが、現在どうなっていますか。

A.公約どおり、この4月から戸籍住民課の窓口は夜8時まで開けています。平均10人以上の方がお越しいただいており、周知が広まっていけば、さらに増えていくと思います。

 総合窓口についてですが、今担当部局に調査に行かせているところで、どういった形でやるのがいいか、担当職員をある市に視察に行かせました。全国で一番たくさんの部局の仕事を1カ所の窓口でやっている自治体であったのですが、あまり機能しておらず、結局総合窓口の中にまた11のセクションをつくってしまったとのことでした。結果、長蛇の列ができ、住民票を1つとるのに30分、40分という状況になっているという話でありました。

 何でも1つにすれば住民サービスが上がるわけではないですし、庁舎の配置自体も見直していかなければなりません。もう少し検討が必要だということで、今、内部でずっと検討をしているところです。いずれ公約どおりに総合窓口は開設をしていきたいと考えています。

 

<その他:いおうじ応急クリニックについて>

Q.以前、市民団体から、いおうじを残してほしいという要望書が提出されて、その回答が8月末までということでしたが、回答はいつごろ出されますか。また、2カ所を1カ所に統合するという方針は変わっていないか聞かせていただけますか。

A.まず、市民団体の要望書ですが、私は直接受け取っておらず、部長が受け取ったときに、8月末までに回答をくれという話でしたので、その場でお断りをしています。期限を切って回答できる内容ではないということでお断りをしています。

 新健康センターが、来年4月に完成します。運用は4月直後から開始できるかは微妙なところもありますが、就任以来この話が出たときに申し上げてきているのは、運用が始まれば、一次救急の拠点として極力1カ所でやっていきたいということです。

 今やっていただいているいおうじクリニックも、もともと健康センターでやっていただいていました。それをもう一度一緒にこちらでやっていただけないかと、申し上げたつもりです。相手がある話なので、こちらの考えで物事が進んでいくわけではありません。いろいろと交渉し、協議をしながら、よりよいものにしていくことになろうかと思います。

 最終的には、新健康センターを開設するタイミングまでにさまざまなことを決めて、市民の皆さんに周知していくということで、今、全てが決まっているわけではありません。今協議をしている段階で、いつまでにとか明確に決められないということでご理解いただきたいと思います。

 もちろん、今のいおうじクリニックも加わっていただくなど、いろいろなやり方があろうかと思います。これは、今後の協議次第ということです。

 

Q.遅くとも3月までには方針が決まるということですね、

A.そうです。

 

<その他:地震による松坂城の石垣崩落の危険性について>

Q.先日、NHKの「クローズアップ現代」という番組で、松坂城が取り上げられていましたが、見られましたか。

A.見ました。

 

Q.その中で、もし地震があった場合、松坂城の石垣が崩れる可能性があるのではとありました。その場合、市民病院の前の道路をふさぐ可能性があると指摘されていたのですが、今後対策をとられることはありますか。

A.番組の中できちんと出してくれていなかった部分もありました、松坂城跡については、石垣の整備計画が既にでき上がっています。危険度判定も受けており、レベル4という判定となっています。

 ただ、部局から今回の熊本地震を受けて、文化庁のほうでも、どうやって石垣の保存をしていくかを検討していく動きがあると聞いています。番組の中でも新たな工法でという紹介もありましたが、今までは今ある形にそのまま戻せという方針だったのが、少しニュアンスが変わるかもしれないということです。

 今まで石垣が崩れることをあまり考えてなかったと思います。熊本城もそうですが、松阪城も400年以上の歴史があり、その間には安政の大地震や東南海の地震もあり、さまざまな大地震に耐えて今あるわけです。

 このことからすると、この松阪のお城は、いわゆる地震に強いという評価だと私も聞いておりましたし、そのように考えていました。城自体がそういう構造だろう思っていました。ところが、熊本城の被災を受けて、今、国でもどういう形の保存がいいか、これからさらに検討していくと聞いています。いずれ結論も出てくると思いますので、その時には今の計画を見直す場面もあるかと考えています。

 

Q.特に何か対策をとることはまだないということですね。

A.今のところは樹木対策です。樹木の根っこが石垣に影響を与えていますので、樹木の伐採というのが1つあります。

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