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市長定例記者会見 発言要旨(平成29年1月24日)

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月16日更新

《所感》

皆さん、おはようございます。

今月2回目の記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

この1月の19、20日と東京へ出張し、ベトナム大使館のクオン駐日大使を訪問しました。

昨年のサミット時にアウトリーチ国として松阪を訪問いただくなど、松阪市とベトナム国は非常に深い関係です。また、昨年11月に鈴木英敬知事とともにベトナムを訪問し、フック首相に面会しました。面会において、松阪牛の輸出に関してさらに2国間協議を進めていただきたいと要望しました。

今回は、フック首相にお会いした報告も兼ね、大使館としても2国間協議を進めていただきたいとお願いしました。

クオン大使からは、本日資料として添付したフック首相からの親書をいただきました。翻訳した資料にもありますが、ホイアン市と友好な関係にあることから、貿易や工業、観光分野など交流の強化とパートナーシップの発展を期待しているといった内容のお手紙でありましたので、紹介させていただきます。

また、大使からお土産もいただきました。私が今着用しているこのサイ柄のネクタイです。以前ホイアン市の副市長が訪問された時にもネクタイをいただきましたが、ベトナムはシルク製品が非常に有名です。大使からいただいたネクタイをということで、本日の記者会見に合わせて締めてきました。

次に昨日の新聞の中で少し気になる記事が1つありました。津市の私立認可保育園がこの3月いっぱいで閉鎖されるというニュースです。なぜかと申しますと、広域入園制度によって津市の保育園に通っている松阪市の子ども達もかなり多くいます。その子どもたちに影響があるのではないかということで調べました。幸い、この保育園に通っている子どもはおらず、影響はないようです。この保育園は、耐震工事にかかる費用捻出が困難となり閉園することになったとのことです。市内の私立保育園について確認したところ、全ての園で耐震工事を終えており、こういった内容で突然閉園になる可能性はないと確認できましたので報告します。

20日に財務省にも訪問しました。総務部長の中出さんは、財務省から派遣という形で来ております。昨年は中出総務部長とともに財務省に派遣の延長をお願いしました。この時にももう返してほしいと言われましたが、一年延長していただくことになりました。従いまして、この3月末をもって国に帰ることとなりますので、中出部長の処遇について、財務省の人事当局にお願いをしてきたところです。中出部長には3年間にわたって松阪市の財政というものを本当にきちんと整理していただきました。特に28年度には、短いスケジュールの中で事務事業の見直しを担い、松阪の行財政改革の基礎をつくってもらいました。私としても非常に高く評価をしています。もう少しいてほしいところではありますが、我々の事情だけで決める事はできませんので、3年の任期をもって国に帰ることを報告します。

後任につきましては、財務省からは出せないと言われており、入れ替わりで国から来るということにはならないと思います。

《発表事項》

1.平成29年度の松阪市休日夜間応急診療体制について

この4月にいよいよ新健康センターを開設し、工事も今のところ順調に進んでいます。この休日夜間応急診療所の診療体制をより充実していきたいと、議会等でも目指すは365日と話をしていますが、これに向けてさまざまな関係機関と協議を重ねてきた結果、深夜枠を1日追加することとなりました。今まで深夜枠は週2日であったのを3日にすることで、一歩前進したかと思います。

さらに、日曜、祝日、年末年始は、今までは午前中が医師会との契約で医師会から医師に来ていただき、午後は市と医師との個人契約という状況でした。個人契約部分では、医師が病気など、様々な条件で突然休診になるというリスクがありました。今回、午後についても医師会と契約を結ぶことで、休診のリスクがなくなります。平成27年度では3日間休診となりました。28年度はまだ途中ですが、1日突然に休診になることがありました。休診とならないために、契約をまず変える予定です。

次に委託をしておりますいおうじ応急クリニックについては資料の2枚目をご覧ください。 28年度は、日曜、祝日の午後12時30分から午後8時まで、年末年始、木曜日の午後、金曜日の午前と深夜帯を含めて1日、土曜日についても深夜帯という診療時間です。平成29年度は、日曜日、祝日は委託分から除外をし、委託外という形になります。年末年始と木曜日は現行どおりです。深夜枠については、土曜日は休日夜間応急診療所で実施することに伴い、いおうじクリニックでは火曜日と金曜日の深夜に開設するという形に変更します。 委託外の部分については、多少時間帯が変更する可能性はあるとのことですが、その分についても報告いたします。

関係機関の協力により1日深夜枠が増えることは、大きな前進と考えていますし、今後さらに休日夜間の応急診療体制を充実させていきたいと考えています。小さいながらも大きな一歩を踏み出せたということをお知らせします。

2.~市所有バスのご利用が拡大~  高齢者が所属する団体がご利用になれます。

松阪市では注意報も出し啓発していますが、高齢者の事故が非常に増加しています。加害者にも被害者になるケースが非常に増えています。昨年の死亡事故は10件でしたが、そのほとんどの被害者が高齢者です。こうした中で運転免許証の自主返納の動きというのが今進んでいる状況です。この高齢者の自主返納の動きに合わせ、高齢者が利用できるよう利用範囲の拡大を図ります。

現在市が所有するバスは6台で、市の主催及び共催の事業で移動手段として使用しています。これを一歩進め、市の行事等に支障がない範囲で、高齢者が所属する団体がスポーツ・文化・芸術等の大会や発表会に出場する時などに利用できるようにするものです。

運用は4月1日より開始します。利用対象は、65歳以上の高齢者が所属する団体等が大会に出場をする時とし、福祉関係の利用は除くこととしています。福祉関係については、社会福祉協議会が所有するバスを利用していただくこととなります。市では福祉関係以外の部分といった線引きを行います。また、バスの定員半数以上が高齢者の場合に限定したいと考えています。本庁にはバスが2台ありますが、昨年度は2台で232回の運行実績があり、2日に1回の頻度で運行しています。今回の運用改正で利用拡大が図れるものと考えています。なお、使用料については無償です。

3.農地取得(貸借及び売買)にかかる下限面積の見直しについて

昨年の11月4日に松阪地区指導農業士会主催の市長との農政懇談会が開催されました。懇談会に参加していたイチゴとブドウの栽培で新規就農した2名の方から要望をいただきました。イチゴやブドウの栽培は小規模の作付面積で営農ができるものの、農地取得の下限面積が高いため、不必要な農地まで借りる必要があるとのことでした。この下限面積の基準の引き下げができないかとの要望です。また、中山間地域で空き家バンク事業において、小規模の畑を取得したいと思っても農地法などの関係で一定規模の取得が必要となります。そこで、下限を1アールまで下げるよう見直しました。農水振興課や農業委員会では11月から非常に早い動きでこれに対応し、短期間でまとめることができました。最終的には農業委員会に諮り、年度末頃に正式に実施できる予定です。ちなみに、現在の下限面積は20アールですから、農地を取得するには2反以上必要となります。今回の見直しで、30坪が下限となりますので、移住される方、また、新規営農をされる方にとっては非常に有利な要件になろうかと思います。

【質疑応答】

<平成29年度の松阪市休日夜間応急診療体制について>

Q.いおうじ応急クリニックを新健康センターと一元化という話がありましたが、統合しないということでよろしいですか。

A.1カ所にまとめることは、相手がある中で夏以来ずっと協議をしてきました。その中で、市民にとってよりよい形、また、関係者が納得できる形を模索し、今回体制を決定しました。いおうじに関しては今の場所で続けたいという意向がありましたので、それを受け入れ来年も委託をしていくという形になりました。

Q.今年度分と来年度分の委託料は幾らぐらいになりますか。

A.委託料は若干減ります。現在約3,000万円程度から、約450万程度減額となります。

Q.医師会との契約も書いてありますが、それで委託料をもらってもそれだけと。

A.いおうじについては、日曜、祝日部分の委託分がなくなりますのでその分が減ることになります。全体的には、休日、深夜が1日増えるわけですから、全体的な費用は増えることになります。

Q.先ほどの3,000万円委託料というのは、いおうじ分ですか。

A.そうです。28年度は約3,000万円で、来年度からは450万ほど減額となります。

Q.応急診療体制の深夜帯の日曜日については土曜日深夜帯ということですか。

A.そういうことです。午前0時からということで、わかりにくい表現ですが要するに土曜日の深夜帯です。

Q.医師会への委託料は幾らになりますか。

A.この部分の委託料は、年間で約850万円程度でございます。

Q.医師会の委託料は現在幾らですか。

A.約600万程度です。

Q.今回の体制について、医師会といおうじがそれぞれどう言っているか教えてください。

A.双方ともにこの体制を受け入れていますので、お互いに納得する形で協議をしてきました。

Q.例えば野呂会長がこんなことをおっしゃっていたとか、何かありますか。

A.相当苦労をしていただきました。深夜帯を受けることとなると、薬剤師や看護師の手配も必要となります。医師会のほかにも、薬剤師会にも深夜に出ていただく方をお願いしました。看護師さんの確保についても相当苦労をいたしました。いろいろな関係者の協力によって深夜帯を増やすことができ、非常に感謝しています。ここに至るまで、いろいろな協議がありました。結果的に納得いただいて集約できたことなので、市民にとってよりサービスの向上につながるかと思います。

Q.医師会もいおうじさんも、それぞれ納得しているということですか。

A.もちろんです。

Q.市長が直接トップとお話しされたということですか。

A.最終的な意思確認としてお会いし話をしました。いおうじについてはこの1月14日に良雪先生とお会いし、最終的に意思確認を行い今回の発表に至りました。

Q.薬剤師会には市からお願いしたのですか。

A.もちろんそうです。こちらも薬剤師会会長とお会いをし、お願いをしています。

Q.薬剤師会にも委託費を払うということでしょうか。

A.もちろん、出ていただく部分の増額が発生します。今でも来ていただいていますが、深夜帯に出ていただいた経験のない薬剤師さんもたくさんみえますので、調整は大変な部分もありました。

Q.28年度までの医師との個人契約は、1人の方だったんでしょうか。

A.違います。午後にやっていただける複数の医師に、市が直接依頼お願いしていました。その為契約した方が病気などで急に出られない場合に休診になってしまうことがありました。これを午前と同じように医師会に委託して、割り振りしてもらう体制に変えました。

Q.それによって休診のリスクはなくなるということですね。

A.そういうことになります。

Q.医師会への委託が250万円増え、いおうじへの委託料が450万減ると、差し引きマイナスになるということですか。

A.派遣された医師に払う賃金が入っていません。賃金を含めた事業費は後で報告します。開設時間が増えますので、全体の事業費は増額となります。

Q.深夜帯を医師会に委託するのは何年振りかわかりますか。

A.初めてです。今までは準夜のみでした。

Q.理想を言えば、毎日深夜帯の対応ができたほうがいいと思いますが。

A.私としては、目指すは365日の体制ができ上がれば市民の安心につながりますし、一次救急という観点からも非常に効果があると考えます。今、細かい数字は持ち合わせていませんが、救急車の出動回数が大体1万4,000件を超えています。一次救急体制の充実により救急車出動件数は減り、重篤な患者を救うことがさらに可能になりますし、市民の方も安心感を持っていただけると思います。できればさらに充実していきたいと思っています。

Q.日曜、祝日、医師との個人契約から医師会に変わるということですが、逆に何でこれまで個人契約でやっていたのですか。

A.もともとは医師会に委託をしていたのが、負担が大きいなどの理由で午前中しか受けられないということになりました。それをもとに戻してもらうという事で調整をしたということです。

Q.前市長時代にということですね。

A.はい。

<~市所有バスのご利用が拡大~について>

Q.市の所有バスについて、運転手はどうなるのですか。

A.運転手は市の職員です。今までも市の主催の事業、共催事業については市の職員が運転していますので、扱いは現行のままです。

Q.利用者の規定については65歳以上の松阪市の高齢者でよろしいですか。

A.そういうことです。

Q.松阪市の住民の方でよろしいですね。

A.そうです。

Q.目的地と出発地は松阪市内限定ですか。

A.いえ。例えば鈴鹿や北勢地域、伊賀などで大会があれば、利用していただくことも可能です。

Q.利用条件でスポーツ、文化、芸術の大会、発表会などとありますが、例えばお伊勢参りに行きたいとかというのはどうなりますか。

A.観光的な要素は難しいと思います。

Q.宗教的なイベントとかは除外されるのですか。お伊勢参りも入るかと思いますが。

A.市のバスを無償に使うことになりますので、宗教的なものは除外になります。

Q.予算としてはどのくらい増えると考えていますか。

A.市の職員が運転していきますので、大きく変わるのは燃料費で増える事は予測できます。タイヤの損耗とか維持費も少し影響はあると思いますが、これにより職員を増やすという話ではありません。

Q.人件費が増えることはないという事ですか。

A.そうです。

Q.県内でこのような運用は珍しいことですか。

A.他市の要綱等で運用を見ましたが、このような運用をしている自治体は確認できていません。

A.多分、県初ということかと思います。

Q.バスの利用の拡大の発案はどなたですか。

A.私です。これほど高齢化率が進んできたことと、免許証自主返納という流れの中で、市のバスに空きがあるならもっと使ってもらおうというのがもともとの発想です。市民サービスの拡大が大きな目的の1つです。

<農地取得(賃借及び売買)にかかる下限面積の見直しについて>

Q.具体的にどのように緩和するかというのは決まっていないのですか。

A.いいえ、具体的に1アール以上と緩和します。

Q.比較表がありますが、簡単に言えば津市と同じようにするということですか。

A.そういうことです。

<その他:フック首相の故郷について>

Q.フック首相の手紙に私の故郷のホイアン市とありますが、そうなんですか。

A.フック首相はホイアン市のあるクアンナム省出身です。ホイアン市ではないそうです。

<その他:MRJについて>

Q.MRJの納入開始が2年ほど遅れるとのことですが、率直な感想と、関連産業の雇用面での影響、特に採用で採用内定取り消し等起こり得るのかお尋ねします。

A.私も昨日、2年ほど納期が延長するというニュースを聞きました。その中で、特に心配したのは採用の話で、確認したところ採用計画見直しということは聞いておりません。昨年、平成28年の実績で56名、そしてこの29年4月に入社をしていただく方は64名あります。三菱重工の工場部分と、協同組合の部分がありますが合計で64名ということです。それぞれ採用を控える、内定取り消すといったことは一切聞いていません。三菱重工の担当者にも確認をしていますので、問題はないと思っています。納期が延期いうことですが、我々としてはこの産業に非常に期待しているところです。新聞情報ですが電気系統の安全面から1カ所を2カ所に分けると聞いていますので、慎重の上にも慎重を考えた結果とのことであり、是非とも成功に繋がっていただければと期待するところで、推移を見守っていくしかありません。この地域に延期により影響が出るかというと、そうでもないのかなと今のところは受け止めています。

Q.今言われた56人と64人というのは松阪地区からの採用ですか。

A.そうです。

Q.高卒と途中採用を含めてですね。

A.もちろんそうです。

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