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令和元年11月30日(土曜日)にバイオマス・スタディツアーを開催しました。当日は13組23名の参加があり、松阪地域の豊富な森林資源を活かした木質バイオマスの取組みについて学びました。参加者からは、「未来の新エネルギーとして、バイオマスはとても有効だと思いました。」「普段見れない施設の中が見学できて楽しかったです。」といった感想をいただきました。
ウッドピア木質バイオマス利用協同組合では、三重エネウッド松阪木質バイオマス発電所に間伐材由来の木質チップを、松阪木質バイオマス熱利用協同組合に間伐材や建築廃材由来の木質チップを供給しています。現地では製造されたチップの現物や間伐材の集積所などを見学しました。
三重エネウッド松阪木質バイオマス発電所では、木質チップを原料として発電事業を行っています。現地では、木質チップから電気を作る仕組みや木質バイオマス発電の意義について学び、環境に配慮した施設を見学しました。
松阪木質バイオマス熱利用協同組合では、木質バイオマス資源から熱として蒸気を製造しています。製造された蒸気は、辻製油で食用油製造工程で利用されるほか、うれし野アグリへ供給され、トマトハウスの暖房等に利用されています。現地では、熱利用の仕組みについて学んだ後、熱供給設備やトマトハウスを見学しました。
平成30年度バイオマス・スタディツアー開催結果[PDFファイル/302KB]
平成29年度バイオマス・スタディツアー開催結果[PDFファイル/588KB]