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甲状腺腫瘍

印刷用ページを表示する掲載日:2012年2月20日更新

甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌し全身の基礎代謝や新陳代謝を促すとともにタンパク質の合成促進などの作用をします。

a.ホルモンが過剰に分泌されると機能亢進症になります。

  症状:体重減少、頻脈、発汗、疲労感、眼球突出

  原因:バゼドウ病

b.ホルモンの分泌が低下すると機能低下症になります。

  症状:倦怠感、無気力、便秘、浮腫、貧血

  原因:慢性甲状腺炎(橋本病)

甲状腺ホルモン分泌異常は通常、内服薬で治療します。

甲状腺腫瘍の発生原因ははっきり分かっていません。女性に多い病気です。

良性腫瘍には腺腫、腺腫様甲状腺腫、のう胞などがありますが通常、甲状腺機能の異常はなく、大きくならなければ治療の必要はありません。

悪性腫瘍には甲状腺癌や悪性リンパ腫があります。まったく自覚症状のない場合もありますが大きくなると頸部腫瘤やのどの圧迫感、声がかすれるなどの症状が出現します。甲状腺癌では甲状腺切除が必要であり、悪性リンパ腫では化学療法や放射線療法を施行します。

当科では、1cm以上で、腫瘍の形態などから甲状腺癌が疑われる場合には吸引細胞診を行い、良悪性の診断をしています。