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予防接種(子ども):B型肝炎

ページID:0110101 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

B型肝炎

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス感染によっておこる肝臓の病気です。B型肝炎ウイルスへの感染は、B型肝炎ウイルスに感染した血液等に接触した場合に、感染を起こすことがあり、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。また、経過の違いから、急性肝炎と慢性肝炎があり、急性肝炎は稀に劇症化する場合もあることから注意が必要です。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。

B型肝炎ワクチン

ワクチン接種による抗体獲得率は40歳までの接種では95%と報告されています。一方、予防接種を受けても、お子さんの体質や体調によって免疫ができないことがあります。また、ワクチン3回接種後の感染防御効果は20年以上続くと考えられています。

対象者

生後12か月未満の児

接種スケジュール

1回目から27日以上の間隔をおいて2回目、
1回目から139日以上の間隔をおいて3回目を接種します。

【標準的な接種期間】
1回目:生後2か月、2回目:生後3か月、3回目:生後7~8か月

※母子感染予防として、健康保険により出生後にB型肝炎ワクチンを接種した方は、定期接種の対象外です。

注意

接種を完了するには、およそ半年かかります。接種開始時期によって定期接種の期間内に完了できない可能性がありますので、お早めにかかりつけの医療機関とスケジュールをご相談ください。