重要文化財 松浦武四郎関係資料の保存修理について

印刷用ページを表示する掲載日:2019年3月23日更新

平成30年度に 「楢林昌建書簡」の保存修理を行いましたので、修理内容についてお知らせいたします。

品質形状 紙本墨書、半紙仮綴(未装丁)

法量寸法 72通、半紙縦26.0cm×横18.0cm

資料概要 楢林昌建は九州で生まれ、幕末に伊勢山田で医師を務めた人物です。
伊勢神宮の神職と交わるとともに、国を憂いて武四郎と交流した人物で、明治維新前後は、二見一鴎斎と変名して長州藩と行動を共にし、戊辰戦争では北越戦争で参謀を務めたことがわかっています。
この書簡群からは、武四郎と盛んに情報のやり取りをしていることや、武四郎の著作を周囲に斡旋していることがわかり、幕末の伊勢における武四郎の情報ネットワークを知る上で貴重な資料となっています。

損傷状況 虫喰などにより本紙の欠失が生じている。
未装丁書簡および装丁からの錯簡・脱落等が生じている。
経年によりシミなどの汚れが付着している。

修理方針 修理には厳選した材料を用い、過度な処置は行わずオリジナルの尊重を基本とした保存修理に努める。
虫損などにより欠失した箇所には、新たに補修紙を作製し手繕いにて補うする。
付着した汚れは刷毛などを用いて乾燥状態で除去する。
補修後、紙縒を用いて文書の分類ごとに再装丁する。
保存用箱帙を作製し納入する。

修理の詳細は、修理報告書(PDFファイル)をご覧ください。

ダウンロードファイル

平成30年度 楢林昌建書簡 保存修理報告書 [PDFファイル/1.68MB]

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