ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 企業誘致 > 平成30年度 中小企業ハンズオン支援事業の公開報告会を開催しました

本文

平成30年度 中小企業ハンズオン支援事業の公開報告会を開催しました

ページID:0110700 更新日:2019年6月26日更新 印刷ページ表示

平成30年度 中小企業ハンズオン支援事業の公開報告会を開催しました。

日時

令和元年6月21日(金曜日) 10時~12時

場所

松阪市産業振興センター カリヨン別館
(三重県松阪市日野町788番地 カリヨンプラザ1階)

発表者

発表者:山越畜産松阪豚専門店まつぶた 代表 橋本 妃里
テーマ:~「まつぶた」のこれまでとこれから~

参加者

 審査委員長 西村 訓弘 三重大学 副学長
 審査副委員長 藤川 貴朗 三重県工業研究所 所長
 審査委員 竹村 初美 グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会 ゼネラル・マネージャー
 河内 元雄 三重県営業本部 本部員兼営業マネージャー
 一般参加者 16名

内容

 中小企業ハンズオン支援事業の事業実績について山越畜産 松阪豚専門店 まつぶた 代表取締役社長の橋本 妃里氏より報告がありました。

 橋本代表は、これまでの活動内容についての報告とともに、販路拡大・商品開発・ブランディング戦略策定の3つを柱として、地域での認知度アップを目指して取り組んだことや、本活動により、東京・大阪など有名店へも販路が広がり、知名度向上が図られてきたことの報告がありました。また、地元企業・学校とのコラボも数多く、特に地元飲食店の協力により、様々な松阪豚を使ったメニューが開発されていますが、今回はその中から現在発売中の「贅沢まつぶたトンカツカレー」の紹介を行い、実際に委員のみなさまに試食していただきました。

 中小企業伴走型事業補助金審査委員の方の質疑応答及び意見交換の後、市長挨拶と、同審査委員長の西村訓弘三重大学副学長の事業総括がありました。

報告会1 報告会2

報告会3  報告会4

【市長挨拶】

 一年間がんばってくれてありがとうございました。市として支援するのに、大変苦労した事業であった。真夏の夏祭りで一緒に販売したりして、商売とは何か言うことを担当者も一緒に勉強しなおした。製造業では当たり前のことではサービス業ではあたりまえではなく、イチから支援する必要がある。製造業の場合は今すでに流通に乗っている商品を、さらにどう広げるかであるが、サービス業の場合、どうすれば流通に乗るのかということから考えなければいけない。そういう意味でいえば、この支援自体が、市役所側のノウハウになった。市の職員もこの一年でとても成長したと思っており、これはハンズオン事業の大きな成果だったと思う。まつぶた橋本代表も相当成長したと感じる。私としては、平成30年度のハンズオン事業は大成功だと思う。
【委員長総括】

 竹上市長の言葉がすべてだと思う。市長と同じことを考えていた。橋本代表だけでなく、関わったみんなが成長できた。この経験がいつか生きる。
 今までの“作る”時代とちがい、これからは“使う”時代がくる。どちらかというと、個人の感性を生かせる時代。今まではみんなで目標を決めて、頑張っていくという“枠”の中で頑張る時代だったので、その時代を引きずり、ついその枠の中できれいに仕事をしようとしてしまうが、これからはそれを飛び出して、枠を超えていかなければいけない。
 枠のないところで何かを作るのは実に難しいが、できれば実に楽しいことでもある。枠がない分、ブレないように軸を作って、足元をしっかりと固める必要がある。まつぶたとはなにか、何が特徴なのかということを、真の芯までしっかりと持って活動すれば、周りの人も良くできるような可能性がある。今回の活動は、枠のない世界で足場を固めて動けば、うまくいくという経験になったと思う。
 今回のように、一社の支援であることが需要。数社の平均的な支援でなく、徹底的に支援するという支援方法により、枠を無くして注力することができた。今度はまた全く違うことが題材になるが、ハンズオンの対象企業は松阪を変えるきっかけになると思う。これで終わりではないので、これからもがんばってほしい。

ダウンロードファイル

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)