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合併症の検査

ページID:0112868 更新日:2012年2月20日更新 印刷ページ表示

 糖尿病性神経障害は、糖尿病発症後早期から出現し、糖尿病性慢性合併症の中で最も頻度が高く、一般的にその合併率は40%前後といわれており、糖尿病の診断時にすでに約5%程度の患者が神経症を合併しているとされています。
 神経障害の早期は、無症状であったり臨床的に大きな問題にならない場合が多いですが、神経障害が進行するに伴い、患者のQOLに大きな障害となるとともに、生命予後にも大きく影響することが知られています。進行した神経障害は不可逆性であり、早期診断、経過観察を行うことによりできるかぎり早期から治療を開始することが重要であると考えられています。

ふきだし1ふきだし2ふきだし3ふきだし4早期診断

足矢印

神経生理機能検査による評価危険

神経伝導検査

末梢神経に経皮的に電気刺激を与え、神経の伝導速度、振幅、潜時などを測定する検査で、感度がよく再現性も高く、結果が数値で得られることから、最も定量性のある検査法として神経疾患の診断に広く用いられている検査です。
糖尿病性神経障害では神経伝導速度の遅延、振幅の低下などを認めます。

自律神経機能検査

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当院検査室では、糖尿病療養指導士をはじめとした専門のスタッフ(臨床検査技師)が、
患者さま一人ひとりに合わせた検査と指導を行っております。