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リハビリテーション科

印刷用ページを表示する掲載日:2016年6月20日更新

リハビリテーション室

「活動報告」のリンク

メッセージ

1.急性期リハビリテーションの提供

  当院リハビリテーション室は、患者さまに急性期リハビリテーションとして、早期離床を目指して医学的リハビリテーションを実施しております。日常生活を少しでも快適にしていただくために、理学療法、作業療法、言語聴覚療法等を用いた治療を適切な計画のもとに行っています。日常生活活動の早期獲得・早期退院を目的に専門リハスタッフの技能をより強化し、地域との連携を強化してリハビリテーションをより効果的に行えることを目指しています。

2.地域包括病棟

 地域包括ケア病棟とは、急性期医療を経過した患者及び在宅において療養を行っている患者等の受入並びに患者様の在宅復帰支援を行う機能を有し、地域包括ケアシステムを支える役割を担う病棟または病室と定義されています。当院の地域包括ケア病棟入院患者の約85%以上の患者様がリハビリテーションを行っており在宅復帰率も80%以上を推移しております。急性期医療を終了したが在宅や地域に復帰するのにリハビリテーションが必要な患者には手厚いリハビリテーションを行い、必要に応じて退院前には自宅へ訪問し療法士が中心となって住宅改修や退院前訪問指導を行っています。一人でも多くの患者が住み慣れた地域へ戻ることが市民病院における地域包括ケア病棟の役割であると考えています。

3.リハビリテーション医師による専門的な診察

 平成27年12月より、リハビリテーション室にリハビリテーション医師の診察が開始されました。リハビリテーション専門医により、病気や外傷の結果生じる障害を医学的に診断治療し、機能回復と社会復帰を総合的に提供することができます。 

業務内容

理学療法

 理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に、運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です(日本理学療法士協会HP)。
当院では主に急性期理学療法を行っています。その対象は、骨折や外傷後の運動器理学療法、がんを含めた消化器外科、呼吸器外科の周術期理学療法、肺炎、COPDなどの呼吸理学療法、心不全や心筋梗塞などの心疾患理学療法、脳卒中に対する理学療法です。運動療法では必要に応じて心肺運動負荷試験装置を用いた運動耐容能の評価を実施することで安全かつ適切な運動負荷での運動療法を実施しています。
 

作業療法

  作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、支援です。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指します。
【注釈】

  • 作業療法とは「人は作業を通して健康や幸福になる」という基本理念と科学的根拠に基づいて行われます。
  • 作業には、日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流、休養など、人が営む生活行為と、それを行うのに必要な心身の活動が含まれます。
  • 作業には、人々ができるようになりたいこと、できる必要があること、できることが期待されていることなど、個別的な目的や価値に含まれます。
  • 作業に焦点を当てた実践には、心身機能の回復、維持、あるいは低下を予防する手段として作業の利用と、その作業自体を練習し、できるようにしていくという目的としての作業の利用、およびこれらを達成するための環境への働きかけが含まれます。
    (日本作業療法士協会 新定義 2018)

 当院では、呼吸器リハビリテーション(肺炎、COPD)、運動器リハビリテーション(手の外科、大腿骨近位部骨折等)、脳血管リハビリテーション、がんリハビリテーション、腎臓リハビリテーション、廃用リハビリテーションを行っております。
運動器リハビリテーションでは、他職種と連携し、入院中の栄養管理を考慮したリハビリの提供(リハビリテーション栄養)や、退院後安心して日常生活が送れるよう退院前訪問を実施しております。
呼吸器リハビリテーションでは、ADLやIADLにおける呼吸困難の軽減を支援しています。また、日常生活では上肢を使用した活動が多いことから、上肢の運動耐容能改善に向けた機能訓練も実施しております。
腎臓リハビリテーションでは、腎臓病患者の円滑な社会復帰を支えるために、血液透析患者に対する運動療法、栄養療法を行っております。
 

言語聴覚療法

 言語聴覚療法とは、発声発語機能、言語機能、聴覚機能、高次脳機能、摂食嚥下機能など、主としてコミュニケーション機能に障害のある人に対して、検査、訓練、および助言、指導その他の援助などの専門的かかわりによって、対象者の機能の獲得や維持・向上を図り、生活の質の向上を支援するリハビリテーションです。当院では、主に入院患者様に対して発症早期からの言語治療・嚥下リハビリテーションを行ない、患者様の機能を可能な限り向上できるよう努めております。また、チーム医療として歯科口腔外科と連携し摂食嚥下ラウンドを行い嚥下障害リスクのある方を早期からフォローアップしております。

スタッフ構成

リハビリスタッフ医師:整形外科医(常勤)、リハビリテーション医師(非常勤)

理学療法士:15名

作業療法士:7名

言語聴覚士:4名

リハビリ助手:3名

 
 

資格
認定理学療法士3名
専門理学療法士2名
3学会合同呼吸療法認定士5名
がんのリハビリテーション研修会終了22名
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士1名
NST専門療法士1名
認定作業療法士1名
ケアマネジャー2名

対象疾患

  対象疾患としては、骨関節疾患、心大血管疾患、がん疾患、脳血管疾患など多岐にわたっています。特に当科では呼吸器疾患に対するリハビリテーションに対応しており、術前後の呼吸管理なども行っています。

対象疾患の円グラフ

学術的活動

リハビリテーション室では、理学療法、作業療法、言語聴覚療法の枠にとらわれず、チームとして学術活動に取り組んでいます。

  • 大腿骨近位部骨折患者の術後早期での転帰先予測。
  • 大腿骨近位部骨折患者の術後早期での歩行自立の予後予測
  • 呼吸リハビリテーションの効果の検証
  • 呼吸器疾患・周術期疾患患者の安静時エネルギー代謝の検討
  • 消化器外科患者の術後合併症の発生の要因検討と身体機能の変化
  • 栄養状態と日常生活活動の関係(リハビリテーション栄養)
  • 大腿骨近位部骨折患者のADL予測
  • リハビリテーションと栄養療法が透析患者に与える影響
  • 急性期病院におけるADL改善に影響を与える因子
  • 急性期病院における排泄の可否に関連する因子
  • 消化器外科術後の摂食嚥下機能訓練に関する検討
  • 肺炎症例に対する予後予測の検討

など、現在取り組んでいる内容です。学会発表や論文投稿など積極的に活動をしていきます。

「活動報告」のリンク

心肺運動負荷試験

CPX(Cardio Pulmonary eXercise testing)

心配運動負荷試験の実施写真 心肺運動負荷試験とは心疾患患者様が運動療法を
行う前にどの程度の運動強度までなら安全に体を動
かせるかを判断する重要な検査です。
 方法は心電図、血圧、呼吸中の酸素、二酸化炭素の
濃度を計測しながら運動(自転車こぎ)していただきます。
当院ではこの検査結果に基づき患者様の体力を評価し、
心臓に負担無く安全に行える運動量の具体的な指導
(運動処方)をさせていただきます。

 

 

 

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