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平成28年度から危険木・支障木の伐採を継続しています。伐採は毎年、松坂城跡整備検討委員会で検討され、各種専門委員や市民代表の指導やご意見に基づいて実施しています。
これまで、現地説明会やシンポジウムの開催等を通じて、様々な情報発信を行ってきましたが、令和元年度から新型コロナウイルス感染防止のため開催を見送っています。このことから、令和2年度の取り組みに関してホームページで紹介いたします。
松阪市は、平成28年度に史跡松坂城跡の史跡価値の向上・維持の観点から樹木の適正な管理を行うことを目的に危険木や支障木の現況調査を実施しました。同年度、この結果をもとに、史跡のもつ文化財的価値及び史跡内外からの景観、そして安全性の向上を目指して樹木の伐採に着手しました。
松坂城跡は松阪公園としての機能も有し、樹木伐採に対する関心の高さは事前に想定されましたので、伐採前に報道発表、HP(ホームページ)等で伐採の場所とその必要性、目的、方針をお知らせしました。そして、松坂城跡内の樹木伐採にご理解をいただくために、「伐採の効果を実感してもらい、松坂城跡の魅力のひとつとして石垣を知ってもらう場」として平成29年3月19日に現地説明会を実施しました。